新社会人なら知っておきたい「厚生年金」とは? 国民年金との違い (3/3ページ)

フレッシャーズ

例えば、老後の生活費として大事な「老齢年金」ですが、国民年金の場合には基礎となる「老齢基礎年金」のみが給付されます。しかし、厚生年金の場合には、この上に「報酬比例部分」の給付が乗っかります。

厚生労働省のリリースによりますと(平成28年1月29日)、国民年金の「老齢基礎年金(満額・1人分)」の例は月額「6万5,008円」、厚生年金(報酬比例分を足したもの)の例では月額「22万1,504円(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額)」となります。けっこう大きな差になりますね。

⇒厚生労働省 「平成28年度の年金額改定についてお知らせします」
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12502000-Nenkinkyoku-Nenkinka/0000110901.pdf

サラリーマンになると全員強制的に「厚生年金」を天引きされることになります(※事業者によって例外あり)。国民全員の助け合いで仕方のないことですが、結構な金額を引かれるので、初めて給与明細を見たときにはゲンナリするかもしれません。新社会人のみなさんは、入社前に厚生年金とは何かをしっかり理解しておきましょう。

(高橋モータース@dcp)

「新社会人なら知っておきたい「厚生年金」とは? 国民年金との違い」のページです。デイリーニュースオンラインは、書類社会人生活新生活新社会人一人暮らしマネーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る