羽生結弦のことを「生きた芸術品」として紹介したのは?

まいじつ

羽生結弦のことを「生きた芸術品」として紹介したのは?

フィギュアスケートの羽生結弦が、英語の教科書に掲載されることになった。

「2017年度の大学生向け英語教科書に掲載されます。近年、有名アスリートが学校教材で紹介されており、ソチ冬季五輪での金メダル獲得、トータル300点超えの演技力など、羽生の昨今の活躍を見れば、教科書に採用されたのもうなづけます」(体協詰め記者)

羽生の掲載を決めた大学用の英語教科書は『クールジャパン』(南雲堂)。全15章からなっており、羽生はその1章に登場する。そのなかの文中に、羽生の演技がいかに素晴らしいかを評した文言が出てくる。

《living work of art》。これは直訳すれば、“生きた芸術品”となる。 また、同教科書には、《especially inspiring to the people of the Tohoku region》とも書かれていた。羽生の活躍に被災地の人たちが励まされたというわけだ。

「羽生が被災地に関して語るときは、慎重に言葉を選んでいます。涙を浮かべることもありました」(テレビ局スタッフ)

“生きた芸術品”というのは大袈裟な表現かもしれないが、昨年12月に日本選手権を羽生がインフルエンザで欠場したときには、羽生以外の優勝候補、宇野昌磨、無良崇人、田中刑事らは、誰が優勝しても初という事態になった。日本選手権はここ数年、羽生のための大会だったのだ。

3月に行われる世界選手権でも、羽生が主役となるのは間違いない。いっそ、生きた芸術品ではなく“absolute champion”(=絶対王者)や“kaiser”(=皇帝)として紹介してもよかったのではないだろうか。

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