「新日本の主役は俺だ」から3年…内藤哲也プロレス界の主役に! (1/2ページ)

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「新日本の主役は俺だ」から3年…内藤哲也プロレス界の主役に!

 「2016年度プロレス大賞」(東京スポーツ新聞社制定)の授賞式が19日、都内のホテルで行われた。初のMVPを受賞した新日本プロレス内藤哲也が、受賞のスピーチをするためステージに上がった。

 「2016年プロレス界で最も“神ってた男”ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)、内藤哲也です。この度は、東京スポーツ新聞社制定、プロレス大賞MVPに選んでいただき、誠にありがとうございます。誰がどう考えても、2016年のプロレス大賞MVPは、内藤哲也だったわけで、当然のことが起こっただけ。まさに、デスティーノ・運命だったと思います。今まで、このプロレス大賞にまったく縁がなかったんですが、いよいよプロレス大賞、そして東京スポーツさんも、内藤哲也への『掌返しが始まったのかな』と、嬉しくもあり、少し寂しい気持ちもありますが、2017年も、様々な話題を提供し、そしてプロレスを応援してくださる皆様へ、楽しい時間を、楽しく考える時間を、我々が提供したいと思ってます。2017年、我々、L・I・Jが、どのような動きを見せるか、どのようなプランがあるのか。その答えは、もちろん、トランキーロ! あっせんなよ」

 このように内藤はいつもの内藤節でスピーチを終えると、なんとトロフィーを置き去りにしてステージを去るという、プロレス大賞授賞式史上前代未聞の行為に、会場内からどよめきが起こった。タイトルマッチの試合後にチャンピオンベルトを投げてリングに置き去りにするスタイルを授賞式でも貫いた形となったが、その後、報道陣に囲まれ、笑顔で取材に応じた内藤は「自分には縁がないものだと思っていたから、凄くうれしい」と素直な気持ちを述べながらも「選考委員21人中18人が、内藤に票を入れたと。残り3票は、一体どこにいってしまったのか? 誰が他の候補者に票を入れたのか? そこは非常に気になる」と選考委員に対してチクリ。さらに「G1のケニー・オメガ戦(8・13両国)は負けた試合だったけど、周りの評判が良かったから、ベストバウトも獲れると思ってたので悔しい。来年はMVPと勝った試合でベストバウトを獲る」と宣言した。

 今から1年前、新日本プロレスは中邑真輔や主力外国人選手数名が退団し、アメリカWWEに移籍するという衝撃に見舞われた。

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