2週目を待たずトップ2シード消える、マレー敗退 [全豪オープン] (1/2ページ)

テニスデイリー

2週目を待たずトップ2シード消える、マレー敗退 [全豪オープン]

 オーストラリア・メルボルンで開催されている「全豪オープン」(1月16~29日/ハードコート)は大会7日目、男子シングルス4回戦が行われている。ナイトセッションの第1試合(現地時間19時00分、日本時間17時以降の予定)には、第5シードの錦織圭(日清食品)と第17シードのロジャー・フェデラー(スイス)が登場する。

 この試合に先立ち行われた第1シードのアンディ・マレー(イギリス)とミーシャ・ズベレフ(ドイツ)の4回戦は、世界50位のズベレフがサービス力とネットプレーを駆使して、世界1位のマレーを7-5 5-7 6-2 6-4で破る大番狂わせを演じた。2回戦ではディフェンディング・チャンピオンで第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の世界117位、デニス・イストミン(ウズベキスタン)にフルセットで敗れており、大会は2週目を待たずトップ2シードを失って進むことになった。

 まもなく始まる錦織とフェデラーの対戦はこれが7度目で、グランドスラム(5セットマッチ)では初対戦となる。

 グランドスラム「17」の最多優勝記録を持つ元世界1位、35歳のフェデラーは、昨年後半は痛めた左膝の回復を図るため休養に充てており、今シーズンからコートに戻ってきた。3回戦では第10シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を90分で倒すなど、完全復活を見せている。半年間、戦列から離れたことで世界ランキングは17位まで下がり、今大会はシードが低く、もっともおそれられている第17シードとなっている。

 一方、27歳の錦織は悲願のグランドスラム初制覇を目指している。「優勝候補の3番目」との声も聞こえてくるほど、その実力は世界が認めるところ。錦織のこれまでのグランドスラム最高成績は2014年の全米オープン準優勝で、全豪では2012、2015、2016年にベスト8入りし、3年連続4度目の準々決勝決勝進出まであと1勝だ。なお、準々決勝に進めばマレーを破ったズベレフと対戦することになる。

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