【プロ野球】崖っぷちから羽ばたけ! ファンが“それでも期待する”西田哲朗(楽天)の今シーズン (1/2ページ)
断崖絶壁から勇ましく飛び立ち、上昇気流に乗って大空を滑空する「鳥の王者」猛禽類。酉年の今年、西田哲朗(楽天)はイヌワシのように「崖っぷちからの飛翔」を目指してほしい!
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■球界が熱視線を送った将来を約束された逸材
高校時代の西田は評判の「5ツールプレイヤー」。プロでも注目のプロスペクトだった。
関大一高時代は甲子園出場こそないものの、4番打者として高校通算37本塁打、112盗塁。右打ち、俊足強打の遊撃手として鳴らし、公式戦にはプロ12球団の大半が、スカウトを視察に送り込むほどだった。
2009年ドラフトで、楽天から球団史上2例目の「高卒野手2位指名」を受けてプロ入り。将来を嘱望された逸材だった。
■2014年は正遊撃手として台頭し7本塁打!
プロ5年目の2014年、ファームで順調に力をたくわえた西田にチャンスが巡ってくる。体の負担を考慮し、松井稼頭央が三塁、外野での出場を増やしたタイミングで抜擢されたのだ。この年、正遊撃手として131試合に出場し、415打席で打率.250、41打点、7本塁打をマーク。レギュラー定着の足掛かりとするに、ふさわしい数字を残した。
初球から積極的に打って出るスタイルが印象的。自慢の長打力も披露。西勇輝(オリックス)から中越えの二塁打を2本放ち、増井浩俊(日本ハム))の151キロを打ち返して左中間フェンス直撃の二塁打にするなど、目覚ましい槍働きを見せた。しかしこの後、伸び悩んでしまう。