世界一周中の女子大生がレポート! 旅で出会った意外なインド人の素性【学生記者】 (2/4ページ)
その時点で私は「インド=危険」という偏見から、かなり警戒心を抱いていました。駅に向かい、窓口で切符を買おうとすると駅員さんが「この電車はそこへは行かないからバスで行け」と。
バスって言ったってどこにあるのかもわからず駅員さんと話していると後ろに並んでいたお兄さんが、電車でそこまで行くための乗り換え方を教えてくれました。切符のお金を払おうとするも、ちょうど空港で両替したばかりで細かいお金がなく、大きいお金を出すと「お釣りがない」と言われてしまいました。
仕方なく近くで何か買ってお金を崩そうと思ったとき、さっきの後ろのお兄さんが私の分まで出してくれたのです! しかし、このとき私の脳裏に浮かんだのは、「この後切符の代わりに何か要求されるのではないか」という焦りと不安でした。そして、意を決してお礼を言おうと振り向くとすでに彼はいなくなっていたのです!!! なんてジェントルマンなんでしょう。彼のおかげで、到着後たった30分でインドに対する不安が一気に解消されたのでした。
2.ITの街であった若者たち

次に向かったバンガロールという街は、現在IT分野で急成長しており、ビジネスマンや起業を目指す若者が集まっています。また有名な大学なども点在しており、インドの中でも有数の大都会でした。そこの宿であったインド人たち。彼らはそれぞれ異なる州から各々の目的を持ってそこへ来ていました。そのうちの2人は、自分の出身の町にホステルを運営しようと経営を学びに来ており、もう1人は大学で芸術を勉強中のよう。そして宿のオーナーは有名IT企業に勤めながらその宿を運営しているということでした。
それぞれ違う州の出身で第一言語は異なるため、インド人同士でも公用語の1つである英語で会話していました。彼らはとてもフレンドリーで、会って間もない私をお昼に誘ってくれたり、地元の屋台街に連れて行ってくれたりしました。