世界一周中の女子大生がレポート! 旅で出会った意外なインド人の素性【学生記者】 (4/4ページ)

学生の窓口

よくあるパターンで、自分はいろんな国に友達(今までの客)がいると言って、客に書いてもらったコメントノートを見せて、自分はこんなにいい奴だから乗ってくれと勧誘してくるのです。実際に悪い人ではないのですが、めんどくさいことが多い……。しかしその人は、あるロシア人との写真を見せてきて、「これはここで会った俺の友達。彼が旅行に連れて行ってくれたんだ」と言ってそのときの写真を長々と見せられ、結局最後は「みてくれてありがとう」といって去って行きました。今考えると、ただの自慢話ですね(笑)。

◆まとめ

これらの人たちは私がインドを1ヶ月旅した中で出会った人のごく一部ですが、いかに彼らがフレンドリーであるかはお分りいただけたかと思います。もちろん中には私を一観光客として見なし、多くお金を取ろうとしたりする人もいますが彼らも商売でやっていますし、よく言えば仕事熱心ということです。

特に都会では競争が激しく、特にタクシーやトゥクトゥクはかなり必死に客引きをし、伝えた場所と違うところに連れて行かれたということも事実としてあります。しかし、私が伝えたいのは「インドの人々が全てそういうお金だけを考えた貪欲な人間ではない」ということです。実際に、旅の中で私は何人もの現地の人に適当なことを言われた一方で、何度も助けられました。

インドは宗教からくる文化や習慣、また州ごとの言語など多くの多様性に溢れています。インドといえばタージマハルと思われがちですが、南に行けば美しいインド洋が、北に行けば壮大な大自然が広がり、特定の地域には異なる風習をもつ人々が暮らしています。さあ、あなたもインド・インドの人々への偏見を捨てて、すてきな出会いと景色を探しに出かけてみませんか?

文・ウクレレ

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