東京五輪にも影響か?避妊薬の市販化を巡って炎上騒ぎの深層 (2/4ページ)

東京ブレイキングニュース

 私個人は、リプロライツ関連で、中絶を迷っている女性や、中絶を選ぶ女性と接することが多いんです。また 「どうしよう、妊娠したかも?!」 という女性と接することもあります。

 でも、緊急避妊薬の現状は、ほぼ産婦人科でしか処方されませんし、お値段も15,000円からと高価です(病院が悪いのではなく卸値の問題です)。 せめて海外の平均値である2,000円前後の価格にしないと意味がありません。

 そういう事情があり、悩みを抱えた女性から 「どうしよう?!」 と相談を受けても 「お金ある?!」 というところから始めないといけないし、相談を受けた日が土曜日なんてこともあるわけですね。

ーー何か事が起きたタイミングによっては、「恥ずかしい」 とか 「どうしよう」 と悩んでいる内に時間切れということも考えられますね。若い子の場合は1~2万円が用立てられなくて......ということも有り得ますし。

多摩湖 どうしようって泣いてる女性を前に、いつも歯がゆい思いをするんです。セックスした時間を逆算して、ギリギリだなって思って、病院を探して。でも、こんな風に泣いている女性はみんなどこにも相談できないし、自業自得の扱いを受けたりしますよね。そういう姿を見てると、本当に無力でごめんね、って思っちゃうんですね。

 私はナルコレプシーを持ってて病身なのであれもこれもと出来ませんが、せめてこれぐらいは、とやっているのが市販薬化活動です。市販薬化活動は、市販薬化を求める運動でもありますが、緊急避妊薬の認知を上げる運動でもあります。

ーー近い話題で言うと、例えばピルについても、未だに昭和の時代かという "古臭い常識" を信じ込んでいる女性すらいますものね。 質が悪くて副作用が酷かった時代で情報が止まっていて、「ピルを使うヤツは商売女だ」 のような。

多摩湖 緊急避妊薬を知らない女性はまだまだ沢山いますから、まずは緊急避妊薬を知ってたどり着いて欲しい、諦めないで欲しい。 「もし妊娠したら中絶しかない?!」 なんて追い詰められないで欲しい。そのために、毎日毎日、呟いているんですね。まずは情報を届けよう、というスタンスでもあります。

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