【プロ野球】球春到来! 1980年代は海外、今は沖縄!? プロ野球・春季キャンプにまつわるアレコレ (1/2ページ)
2月1日、いよいよプロ野球界にとっての「正月」が訪れる。春季キャンプスタートの報道に、「いよいよ今年もシーズンが始まるな」と感じるファンも多いだろう。
特に今年は第4回WBCが開催されるため、2月下旬から宮崎で行われる侍ジャパンの強化合宿にも注目が集まっている。今回はそんな春季キャンプにまつわる話を紹介したい。
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■沖縄が春季キャンプの主流
かつてのプロ野球のキャンプといえば、比較的に温暖な四国や九州をキャンプ地に選ぶ球団が多かった。しかし、現在はさらに暖かい沖縄本島がキャンプ地の主流となっている。離島の石垣島ではロッテ、久米島では楽天がキャンプを行う。キャンプ日程の途中から沖縄に入る広島、巨人も含めれば、12球団中9球団が沖縄をキャンプ地にしている。
1980年代初頭、日本ハムが名護でキャンプを実施したのを皮切りに増えていった沖縄だが、当初は「雨が多い」など懐疑的な意見が多かった。しかし、キャンプを誘致したい沖縄県が積極的にメイン球場、室内練習場などの施設を充実させたことで他球団も追随した。さらに、キャンプを行う球団が増えると、練習試合やオープン戦を組みやすくなる。このような事情もあり、沖縄がキャンプ地の主流となっていった。
また、沖縄でキャンプを行う球団が増えたことは、高校野球にも影響を与えるようになった。沖縄の子どもの身体能力の高さはもちろんだが、小学生の頃からプロ野球のキャンプに接したことでレベルアップが図られ、1999年、2008年には沖縄尚学高がセンバツ優勝。2010年には興南高の春夏制覇。キャンプ地の主流となったことは、沖縄勢の甲子園での活躍と関係が深いと思われる。