【世界の街角】マレーシアの穴場的アートの街、イポーはノスタルジックな街歩きが楽しい! (1/4ページ)
マレーシア第3の都市でペラ州の州都、イポー。日本での知名度は高くありませんが、マレーシア国内では、美食の街として有名。イポー名物の食を目当てに、わざわざクアラルンプールから訪れる人も少なくないほどです。
ところが、イポーの魅力はグルメだけにはとどまりません。コロニアル調の瀟洒な建物や、エキゾチックなショップハウスが立ち並ぶイポーは、ノスタルジック散歩が楽しめる街。
それでありながら、観光客はそれほど多くなく、マレーシアの素朴な日常の雰囲気が楽しめる穴場の旅先なのです。歴史香るイポーの街を歩いてみましょう。
イポーのシンボル的存在がイポーの玄関口、イポー鉄道駅。ムーア風とコロニアル風の建築様式を取り入れた白亜の駅舎が優雅な雰囲気。鉄道駅のすぐ東側に、イポーの旧市街が広がっています。
マレーシアでストリートアートといえば、ペナン島のジョージタウンが有名。2014年、イポーにもペナン島で人気の壁画作家・アーネスト氏の作品が登場し、アートの波が広がっています。イポーは、マレーシアにおける新たなストリートアートの街としても注目を集めているのです。
イポーを代表するストリートアートが、マレーシアで人気のコーヒーチェーン「OLD TOWN WHITE COFFE」の本店に施されたアート。マレーシア名物の白珈琲を飲む男性の姿が味わい深い作品です。
マレーシアはマレー系、中国系、インド系をはじめとする多民族国家。