「ギャップイヤー」とはどういう意味? 就活生なら知っておきたいそのメリットは?
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最近就活で耳にするようになってきた「ギャップイヤー」。どんなものかご存知ですか?もともとはイギリスでの習慣だったものが、アメリカなど諸外国に広まり、日本でも文部科学省が「ギャップイヤー」を検討し実際に取り入れている大学も出ています。「ギャップイヤー」の意味は、直訳すると「隙間の時間」。大学入学前のまとまった時間を自由に使えるギャップイヤーとはどのようなものなのか、そのメリットについてもまとめてみました。
■外国では当たり前?ギャップイヤーとは
ギャップイヤーとは、イギリスの大学制度のひとつ。大学入学資格を取得した学生に、入学までの1年間、GAP(隙間)といわれる時間を与える制度です。その期間に何をするかは学生の自由。学生は、旅行やボランティア、アルバイトなど好きなことをして過ごし、ギャップイヤーを終えると大学に入学します。ギャップイヤー制度はイギリス以外の諸外国でも取り入れられており、ギャップイヤーを支援するための団体も多く制度も整っているため、多くの若者がギャップイヤーを利用して大学入学前の時間を有意義に過ごしているのです。日本でも東京大学がギャップイヤーを取り入れ9月入学を認めるなど、徐々に広がりを見せています。また、大学によっては単位として認めたり、大学運営のプログラムが用意されている場合もあります。
■ギャップイヤーではどのようなことをするのか
ギャップイヤーでは、旅行や仕事、インターン、ボラティア、留学など好きなことをして構いません。大切なのは、自分で興味あることを選んでやるということ。アルバイトでそのための費用を稼ぎ、1年間の旅行に行く人もいるようです。また、ボランティア活動や留学を通して自分の進みたい方向について考えたり、企業のインターンとして働くなど時間の使い方は自由です。ギャップイヤーは大学入学前に取るとは限りません。大学を休学して1年間のギャップイヤーを取得したり、卒業後に就職までの間をギャップイヤーとしてワーキングホリデーやバックパックの旅行をするという例もあります。
■ギャップイヤーのメリットとは人生の見識を広げること
ギャップイヤーを取ることで、人生の目的や学ぶことの目的を問い直し、見出すことができるようになったという意見が聞かれます。実際に、大学に戻ってからの学業成績も、ギャップイヤーを取った人の方がそうでない人よりも優れていたという報告もあります。また、自分で考え行動することで、グローバル化に対応できるたくましさが身に付く場合も多いようです。自分の興味あるものを掘り下げ、人生のゆとりの時間として自分とじっくり向き合うことができるのがギャップイヤーの最大のメリットではないでしょうか。
人生のゆとりの時間、それがギャップイヤー制度。これからの長い人生で何が大切なのか、自分は何をやりたいのか、早い時期に考えることは非常に大切です。学生の間であれば、社会人になってからではなかなか体験できない貴重な体験もできます。
ギャップイヤーでの体験は、就職活動にも役立つと考えられます。見識を広め、さまざまな体験ができるギャップイヤー。取ってみてはいかがでしょうか。
文・学生の窓口編集部