マスクがないと不安…「マスク依存症」の特徴と克服法
みなさんは「マスク依存症」という言葉をご存知でしょうか?
女性の方はすっぴんを隠す手段や、小顔効果狙い、あるいはファッションとしてマスクを着用する機会もあると思います。
ただ、中にはいつの間にかマスクが手放せなくなっている…なんて人はいませんでしょうか?
今回は「マスク依存症」の原因から克服法まで、医師に解説をしていただきました。
マスク依存症とは?

風邪などの感染症対策で使用する以外で、
自分の顔を覆った状態を作り出そうとマスクに依存してしまう状態のことです。
例えば女性であれば、お化粧をしていないので隠したいとか、肌が荒れているので隠したいなどの思いから、たまに使うこともあると思います。
それが過度になりすぎ、常にマスクがないと不安で手放せないなどの状態になれば、マスク依存症に陥っている可能性があります。
マスク依存症の原因

・自分の外見に対して必要以上にコンプレックスやこだわりを強くもっている
・人前に出るのが怖い
・人と接することに不安がある
上記のような心理により、マスクをつけて自分をさらけ出さないことへの安心感を得ようとしてしまいます。
マスク依存症の人の特徴

■ 自己評価が低い
■ 自分の外見を過度に確認する
■ 整形を繰り返す
■ 他人からどう見えているのかが気になりすぎる
■ 人前に出ると強い苦痛を感じる
■ 引きこもる
マスク依存症をきたしうる疾患
自分の身体の一部分、あるいは複数の部分の見た目が醜いと思い込んで、異常に気にするものをいいます。
特に他人から見ると気にならない外見や容姿の特徴などが自分では気になってしょうがなくなり、社会的な生活に支障がでる精神的な疾患です。
社会不安障害
人前で緊張する場面を極端に避け、日常生活にまで支障をきたしてしまう障害です。ある一定の状況におかれると強い不安を感じ、その場から立ち去りたい衝動に駆られます。
多く見られる症状としてあげられるのが、顔が赤面しほてる、汗が止まらなくなる、呼吸が速くなり息苦しくなる、パニック発作を起こす、というようなものです。
マスク依存症は病院で治療できる? まずはマスク依存症に陥ってしまっている原因をさぐります。
それが、例えば前項であげた身体醜形障害や社会不安障害であれば、認知行動療法などの心理療法や、薬物による治療を行います。
マスク依存症の克服法

自分に自信をもつ
自分に自信をもつことは難しいことではありますが、少しでも自分のいいところを認めていくようにします。
マスクをしない時間を増やす
例えば通勤時だけはマスクを外すなど、まずはマスクをしない時間を徐々に増やしてみましょう。
髪型やメイクを工夫する
コンプレックスと思っている部分が髪型やメイクで気にならないようになるのであれば、メイクなどを頑張ってみるのも良いと思います。
マスクを使わず他人とコミュニケーションをする時間を徐々に増やす
まずは自分が心を開きやすい相手と話す場合にはマスクを外してみるなど、マスクなしで他人と会話する時間を増やしていきます。 最後に医師から一言

日ごろから外出時にマスクをしておくことは感染症の予防にもなるので悪いことではありません。
また自分が咳をしている場合は、マスクをしておくことはエチケットとしても大切です。
最近では、カラフルなマスクや柄のついているマスクなどファッションの一部ともなりつつあるようですが、外見などに対する不安をなんとかしたいという思いだけでつけていると、依存症になってしまうこともあり得ます。
そのような使い方になりすぎないように注意も必要ですね。
(監修:Doctors Me 医師)