【プロ野球】巨人の新助っ人、マギーとカミネロがチームに合流! 投打の戦力をグッと底上げ!? (2/2ページ)
■豪球タイプのセットアッパー
一方、「投」の新助っ人はドミニカ共和国出身の右腕・カミネロ。武器は193センチの長身から繰り出す160キロ超の豪速球とスライダー、スプリットだ。
2015年はパイレーツで73試合に登板し、防御率3.62。2016年はパイレーツとマリナーズで57試合に登板し、防御率3.56という成績。主にセットアッパーとして起用された。
細かいコントロールよりも、球威で押すパワータイプ。チームとしては、マシソンや森福允彦、山口哲也らとうまく使い分けたいところだろう。
■年俸に見合う活躍ができるか!?
高橋由伸監督は、巨人の公式サイトで、マギーについて「あの時(楽天時代)のようなシュアな打撃、勝負強さをジャイアンツでも主力の一角として十分に発揮してほしい」とコメント。カミネロには「試合終盤の1イニングであったり、大事な場面で登板してもらってチームの力になってくれたら」と起用法を示唆した。
マギーは年俸1億9300万円、カミネロは1億3200万円(いずれも推定)。両選手が、この金額に見合う活躍をするようなら、巨人の戦力は投打ともにグッと厚みを増すことは間違いないが、果たして!?
文=藤山剣(ふじやま・けん)