小池百合子裁き 石原慎太郎と舛添要一無責任コンビ「公開処刑」 (2/2ページ)
そして、小池氏が就任後、8回目の調査において青果棟内で初めて基準値の1.1〜1.9倍のベンゼンとヒ素が検出され、9回目で今回のような結果が出た。タイミング的に見ても不可解極まりない」(別の市場関係者)
そこで当然浮上するのが、過去の検査結果の“改ざん”。その真相を究明するためにも、舛添氏の聴取は必至との声が次第に高まっているのだ。
「聴取を拒めば百条委員会の設置となる。そのため小池さんは、反内田派の自民党議員らと急接近しています。彼らも夏の都議選に勝ち抜くためには、これまで利権にからみ疑惑まみれの内田氏と距離を置きたいのが本音。さらに自民党と距離を置いた公明党、他の野党が賛成することで、百条委員会設置の条件となる過半数賛成はクリアできる」(前出・小池氏周辺関係者)
石原元都知事も崖っぷちだ。1月25日、都議会自民党の立石晴康、舟坂誓生両都議が記者会見を開き、豊洲市場や東京五輪を巡り噴出する問題について、こちらも百条委員会設置への賛同を呼び掛けたのだ。さらにこの動きと連動し、反内田派の自民党都議20人前後も、2月に新派閥を立ち上げる動きを見せている。
「石原氏には“前門の虎”として反内田派などの出現もあるが、“後門の狼”として訴訟もある。豊洲市場については、都民が'12年5月“土壌汚染が確認されたのに対策費を考慮せず土地を購入したのは違法な公金支出だ”として、石原氏に土地購入費約578億円を請求するよう都に求める住民訴訟を起こしている。東京都はこれまで“石原氏に責任はない”とする立場を通してきたが、小池氏は方針転換を打ち出した。石原氏は針のむしろ状態です」(政治部記者)
ここへ来て、小池氏が2人の証人喚問実現に積極的に動き始めた心情について、前出の小池氏周辺関係者はこう語る。
「今回のモニタリング調査により、豊洲市場開場はまったく見えなくなった。その最大の責任者の1人である石原氏に公開ヒアリングを求めたが拒絶され、文書で回答を求めるも記憶にないとコケにされたまま。一方で石原氏は昨年、自著の田中角栄本でひと儲け。これには小池さんも歯ぎしりしていましたよ。舛添氏の方はと言えば、最近は少し痩せたと言われるものの、昨年暮れから今年にかけ二階俊博自民党幹事長や元同僚議員と頻繁に会い、一説には、これが政界復帰工作とも言われている。都議選も大事ですが、自分だけが火の粉をかぶったのに我関せずの2人に、小池氏は相当頭にきている。どんな手を使ってでも公の場に引っ張り出すつもりですよ」
“公開処刑”の日は近そうだ。