子役の生き残りが激化?芦田愛菜が”最難関校突破”の波紋 (2/2ページ)

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■付加価値を得て、芸能界での座席を確保

 そして、気になるのは、今後の彼女の活動だ。

「中学生にして高学歴、バラエティも演技もできる子役なんてそうは出てこない。間違いなく、芦田愛菜へのオファーは増えていくことでしょう。ただし、有名私立中学の中には芸能活動を禁止している学校も多く、進学したら芸能活動を休止することも考えられます。子役は露出を続けて人気を維持させることが必要で、3年間も露出がなければ当然、人気はなくなります。ただ、愛菜さんは例外です。たとえ芸能活動を休止しても、今回の件で女優・芦田愛菜の座席を芸能界に確保したといえます」(前出・芸能関係者)

 入れ替わりの激しい子役業界だが、愛菜は他と一線を画す存在となった。そして、彼女の将来には様々な選択肢が広がっている。12歳にしてすでに“芸能界”への道を確かなものとして選ぶことができるその才能に、改めて『おめでとう』と言いたい。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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