気鋭論客が「奇襲口撃」これが「欲しがりトランプ返り討ち戦法」だ!(1)アメ車の売り方を教えたれ! (2/2ページ)
日本の立場を明確にしながら、日米両国にとって利益がある構図をどう作り上げていくのか、徹底的に理解してもらえるように説明する必要があります」
また「むしろ、アメ車の売り方教えたれや!」と主張するのは、元山口組二次団体若頭代行で現在は作家の沖田臥竜氏だ。
「ヤクザの掛け合いの場面でも、“義理をかます”手法はよく使われます。相手の要求や主張を少しでも取り入れたら、『あんたの顔を立てて、こうしたったんやで』と言い続けます。小さな親切や少しの歩み寄りを、さも大ごとのように披露し続け、こちら側の大きな要求を飲ませてしまう。若い頃、親分から『義理をかまされるなよ』と教えられたほど一般的です」
アメ車が日本で1台売れるごとに、日本車を米国で100台売っても問題ない状況に持ち込む“交渉力”が問われている。