清水富美加の出家騒動で芸能事務所が「宗教申告システム」導入か (1/2ページ)

まいじつ

Graphs / PIXTA(ピクスタ)
Graphs / PIXTA(ピクスタ)

唐突に芸能界を引退し、宗教団体『幸福の科学』への出家を発表した女優の清水富美加。芸能界で大きな波紋を呼んでいるこの一件は、清水の信仰宗教について所属芸能事務所が「全く知らなかった」ことが原因とみる向きは多い。

いま、いくつかの大手芸能プロダクションは、オーディション時に、応募者に親も含めた信仰を自己申告させるという措置を真剣に検討し始めたという。芸能界には、さまざまな信仰を持つタレントがいる。キリスト教、天理教、創価学会、統一教会、エホバの証人などなど多岐にわたる。芸能事務所の古参幹部は次のように語る。

「今回の一件があり、あらかじめ宗教を自己申告してもらわないと、こちらも怖いと感じました。テレビ番組やラジオ番組、映画の出演のキャンセルが起きれば、賠償金を払うことになるのは芸能事務所になります。やむを得ない措置だと思います」

ただ、憲法で定められている『信教の自由』とは、自らの信仰を開示する自由も含んでの信教の自由だとされている。

「例えば、生命保険調査員を募集している会社や、医療関係会社の一部では、応募者の宗教を問う会社がありますが、それらはまかり間違えれば、信仰の自由を妨げることにつながります。生命保険調査員の会社は、宗教が同じだと調査が甘くなる傾向を排除するため。医療関係会社では、輸血の際の注意事項や、尊厳死についての見解などが宗教により異なるため。そういった理由で確認する必要があるとのことで、違法性を阻却しています」(司法関係者)

清水は『ラブベリー』というファッション雑誌で10代のころからモデルを務めていた。

「当時から、かわいさは際立っていた。男性モデルから口説かれたことも一度や二度ではないでしょう。いつも元気で、まさかそんなに深く悩んでいたとは知らなかった。

「清水富美加の出家騒動で芸能事務所が「宗教申告システム」導入か」のページです。デイリーニュースオンラインは、清水富美加引退宗教エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧