【プロ野球】にっくきアイツ。強気の大誤審連発でWBC第1回大会を盛り上げた“例の審判”ボブがひっそりと引退 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

“例の審判”ボブがひっそりと引退
“例の審判”ボブがひっそりと引退

 もうすぐ開幕する2017WBC。侍ジャパンの世界一奪還に期待が集まるが、今思い返せば、やはりここまで大会が継続したのは第1回大会の2006WBCの盛況が大きかった。

 宿敵・韓国との国威を賭けた3度の死闘の末(第1、第2ラウンドは韓国の勝利、準決勝は日本の勝利)、迎えた決勝・キューバ戦での瞬間最高視聴率はなんと56.0パーセント(関東地区)を記録。まさしく日本国内が熱狂の渦と化した。

 しかし、あの大会の熱狂を陰で焚きつけたのは、あの“梟雄(きょうゆう)”ともいうべき“にっくき存在”も大きかっただろう。“例の審判”ボブ・デービッドソンである。

 野球ファンのみならず、日本人にとって忘れもしない審判。そんなボブ・デービッドソンだが、実は昨季限りでメジャーリーグの審判を引退している。

 そこで今回、彼の業績を振り返ってみたい。

(球団名は当時の所属チーム)

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■ボブ・デービッドソンの日本デビュー

 メジャーリーグでもなかなかの際どい判定を連発し、“ボーク・ボブ・デービッドソン”“ボーキング・ボブ”と呼ばれるほど、ボークを頻繁に取る目立ちたがり屋さんだったが、やはり2006WBCでの誤審は常軌を逸していた。

 第2ラウンド1組、日本対アメリカの8回表同点の場面、1死満塁で岩村明憲(ヤクルト)がレフトフライを放ち、三塁走者の西岡剛(ロッテ)がホームイン。日本が虎の子の1点を手に入れたかに見えた。

 しかし、アメリカベンチは西岡の離塁が早かったとアピール。カバーに入っていた二塁塁審が1度はタッチアップを認めたものの、ここで主審・ボブが「アウト」の宣告を下した。

 王貞治監督らも猛抗議したものの、判定は覆らなかった。日本は試合を落とした上、ボブは試合後にも「判定は間違っていない」「日本人は野球を知らない」などと強弁を繰り返し、日本中を激怒させた。

 ワールドシリーズ初のトリプルプレーを誤審で見逃したり、ホームランを座ってキャッチした観客を「フェンスより前に乗り出した」として退場処分にして裁判沙汰になったり、アメリカでは悪名高かったボブの日本デビューの瞬間だった。

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