ホンダ・ヴェゼルvsトヨタ・C-HR、流行のクロスオーバーSUV徹底比較! (2/5ページ)

イキなクルマで

操作性についてもナビや空調のパネルはドライバーに向かって傾斜しており、運転しながらでも扱いやすくなっているのが好印象です。そして何よりスポーティ。タイトにまとまったコクピットは若々しく、躍動感が感じられます。

シートのホールド性も特筆すべきものがあり、背中をしっかりと支えてくれる点は安心感が得られます。体格によっては少し狭い印象も持ってしまいますが、全体的なパッケージングとしてはキャラクターに合っているとも思えるでしょう。ドライバーとしては運転に集中でき、好ましい環境といえます。一方のヴェゼルはインテリアに開放感があり、乗る人全員を優しく包み込んでくれる点がC-HRと大きく異なります。

操作性という点では両車ともシンプルな構成で、運転しながらでもドライバーが確実に操作できます。ナビやエアコンの操作パネルについてはC-HRの方が若干上部にセットされているので、扱いやすいといえるでしょう。

両車の違いがあらわれるのが、視界です。C-HRはデザインの都合上、後方視界がかなり限られてしまいます。このあたりは、コンパクトSUVとしてスタイリングを正しくまとめたヴェゼルが優位。視界の良さは運転のしやすさにつながるため、とても重要なポイントです。

乗降性を取っても、ヴェゼルのアドバンテージが光ります。特に後席ではそれが顕著にあらわれ、ドアハンドルの位置の違いやドアの開口部の広さなどがC-HRと比較すると使いやすいということができるでしょう。積載性についても、シートアレンジの豊富さやリアゲートの開口部の低さなどからヴェゼルの方が使いやすくなっています。

このあたりを鑑みると、ヴェゼルが使いやすいと考えるのが妥当でしょう。

■【走りの性能】TNGAをようやく味方につけたC-HR の走りは上質photo by トヨタ自動車株式会社

走りの性能はどうでしょうか。まずはC-HRですが、ハイブリッド車はプリウスで構築した力強くシームレスな加速がとても魅力的です。そして1.2リッターターボ車は、フラットで扱いやすいトルク特性が強みとなっています。

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