“東の横綱”強し。桐蔭学園、関東新人大会決勝を大勝で飾る。 (2/3ページ)

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 0-69の最終スコアでノーサイドとなった國學院久我山の竹内監督は、「今までやってきたことを試そうとしましたが、前に出られませんでした。タックルミスなど、自分たちのミスから崩れてしまいました」。関東2位通過で迎えるセンバツに向けては、「ひとつでも上に行ければ」と意気込みを語った。

 一方、桐蔭学園の藤原監督は、ファイナルでの完封劇を「もっと立ってつなげると思います。まだまだですね」と振り返った。

 昨年の決勝では東福岡(福岡)に17-33で敗れ、初優勝を逃しているセンバツについては、「体が小さいので、体をもう一回鍛えます。メンバーに入っていないなかにもおもしろい子がいるので、切磋琢磨してやっていきます」と語った。

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3位決定戦。後半22分、右中間にトライする流経大柏のPR飯野(撮影:多羅正崇)

 この日は決勝戦のほか、順位決定戦2試合(3位決定戦・5位決定戦)がおこなわれた。

 3位決定戦では、茗渓学園(茨城)と流経大柏(千葉)が激突。10-10の同点で迎えた後半8分、流経大柏はSH野村悠が抜け出し、この日初めてリードを奪う。しかし直後の11分、茗渓学園は1年生FB植村陽彦がキックカウンターから鋭くラインブレイク。左中間にグラウンディングし、キッカーのSH荻野拓郎の難しいゴールキックも決まり、ふたたび同点とする(17-17)。

 一進一退の好ゲームは22分、流経大柏がゴール前でFWにこだわりPR飯野翔也がグラウンディング。ゴール成功で17-24とするが、茗渓学園は後半ロスタイムの31分、CTB大芦征也がゴール下にトライ。ゴールキックも決まり24-24となってノーサイドを迎えたが、トライ数で1トライ上回った(4-3)流経大柏が3位となった。

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