清水富美加が出家する要因に?繰り返される”仮面ライダー女優”の呪縛

デイリーニュースオンライン

「全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。」より
「全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。」より

 女優の清水富美加(22)が、宗教団体「幸福の科学」に出家すると表明したことを受け、周囲が対応に追われている。2月20日には、11月公開となる映画『泥棒役者』で、清水の代役を女優の石橋杏奈(24)がつとめることが発表されたばかり。清水富美加が出演していたレギュラー番組の今後の対応や、公開を控えている映画についても、作品によって協議中や状況確認中とバタバタとした状況だ。

 これまで順調にキャリアを重ねていた清水だが、今回の騒動では「自分の意思にそぐわない役を演じることも多かった」と明かしている。しかしその中で、清水が自らオーディションを受けに行ったと言われているのが、『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)だ。

 本作は2011年から2012年にかけて放送された仮面ライダーシリーズの作品で、主人公のライダーを当時まだ駆けだしの福士蒼汰(23)がつとめている。本作で清水は福士の幼馴染役として、レギュラー出演していた。

 仮面ライダーシリーズといえば、福士をはじめ若手俳優たちにとってブレイクへの“登竜門”となってきた。しかしその一方で「ヒロインはあまりパッとしない」というジンクスがあるとも囁かれている。

「数々のヒロインが登場してきましたが、ほとんどがパッとしない状態です。特に佐藤健(27)が主演をつとめた『仮面ライダー電王』(同)では、ヒロイン役の女優が放送期間中に突然降板しました。他の女優も結婚を機に引退したり、実質開店休業中の者が多い状態。『仮面ライダー』の撮影はギャラは格安なのに拘束時間が長く、アクション中心で体力的にも過酷。さらに現場は完全な体育会系とあって、精神をすり減らしてしまう出演者が少なくない。実際、清水も『フォーゼ』出演後、しばらくは休養期間を取るなど、大きくつまづいていた印象です」(芸能記者)

 後に朝の連続ドラマ『まれ』(NHK)に出演し、徐々に知名度を上昇させることになる清水だが、やはりこの「ヒロイン不遇の呪縛」から逃れられなかったのだろうか。

■『ヒロインの呪縛』だけじゃない?

 また、清水が出演した『仮面ライダーフォーゼ』については、出演者がその後トラブルに巻き込まれる事案が多い作品とも言われているという。

「福士と清水らと共にメインキャストをつとめていた、元俳優の高橋龍輝(23)は病気療養のため昨年芸能界から引退をしていました。また第1話に出演した、シンガーソングライターの冨田真由(21)は、昨年ファンから襲撃されて大けがを負っています。とにかく『フォーゼ』の出演者は、引退・休業で話題になってしまうことが多いんです」(前出・芸能記者)

 さらに『フォーゼ』には、昨年末にゲスの極み乙女。の川谷絵音(28)の新恋人として話題になった、ほのかりん(20)も出演していた。ほのかりんも昨年川谷との交際時に、未成年での飲酒疑惑が発覚。それにより事務所の契約を解除されてしまい、現在芸能活動を行っていない状態だ。

「高橋・冨田・ほのかりんの件は全て昨年起きたことなので、ネット上では『フォーゼ出演勢の呪縛』と話題になっていました。そして今回清水が電撃引退を告げたことにより、さらにこの呪縛の信憑性が増してしまったとも言われています」(前同)

 清水の今回の出家宣言は、「仮面ライダーヒロインの呪縛説」と「フォーゼ出演者にふりかかる呪縛説」の両方の説を、より明確なものにしてしまったようだ。今回の出家が本人にとって今後どうなるものか、進展が気になるところだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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