ジャニーズJr.所属の京本大我（22）が、“性感マッサージ店”でトラブルを起こしていたことを写真週刊誌『FLASH』（光文社）が報じている。記事によると京本大我は、会員制の派遣型マッサージを利用し、担当していた女性とトラブルに発展。基本的にこのサービスはあくまでも“マッサージ”であり、男性が女性に触れることは禁じられている。しかし同誌による女性へのインタビューでは、マッサージ中に京本大我がいきなり“本番行為”を強要してきたと語っているのだ。女性は現場となったラブホテルに訴え、京本大我はその店を出入り禁止になったという。この件に関してジャニーズ事務所は、京本大我がマッサージサービスを受けていたことは認めものの、性交渉を強要したことは否定している。

　俳優・京本政樹（58）を父に持つ大我は、現在ジャニーズJr.内のユニット・SixTONESとして活動するほか、単独でドラマ、CM、そして舞台にも出演。マルチな活躍ぶりで、事務所内での有望株とも言われてきた。父親譲りの甘いマスクで、ジャニーズファンの注目を集めている存在でもある。これまでまるでスキャンダルとは無縁であった大我であるが、今回の報道を受けジャニーズファン達の間ではため息が漏れ続けている。

「また女性問題かという声もあると同様に、SixTONEのデビューも遠のいたという落胆の声もあるようです。SixTONEは他のメンバーが2014年、別のユニット在籍時に女性ファンを殴打したことが報じられています。それに加えて今回の件となると、おそらくデビュー自体も目途が立たなくなる可能性は高いでしょうね」（芸能関係者）

　一方、今回の騒動では父親である京本政樹に対する影響を心配する声も囁かれているようだ。京本政樹のファンと思われるネットユーザーからも「父親の顔に泥を塗って……」という声が目立っている。

■二世タレントのトラブルで予想される親への影響

「父親はファンから“京様”と呼ばれるほど熱狂的な女性ファンを持つ存在です。今回の息子の騒動を受けて、今後の影響次第では、ファンが急速に離れる可能性もあるかもしれません。いくら息子が成人しているとはいえ、やはり父親という目で見られるのは代わりません。事実関係をはっきりさせるような、今後の対応が注目されることでしょう」（前出・芸能関係者）

　芸能界における二世タレントのトラブルは、これまで幾度となく報道されてきた。最近では、女優の高畑淳子（62）の長男で俳優の高畑裕太（23）が記憶に新しい。この一件で裕太は所属事務所との契約を解除。母親の淳子も謝罪会見を開くなどの対応を行った。その後、淳子は舞台には出演したが、テレビからは姿を消すこととなった。

「二世タレントのトラブルは、親の評判も一気にイメージダウンさせてしまいます。そのため子どもはもちろんのこと、親も仕事を干されてしまう可能性もあります。親子のイメージが強ければ強いほど、適切な対応が求められます。沈黙を守っても、会見を開いても、何らかの影響が出ることは避けられません」（芸能記者）

　共演も果たしており、親子であることはすっかり定着している二人。父親の政樹にとっても、騒動がひと段落するまでは、しばらくと落ち着かない日々が続きそうだ。

文・安藤美琴（あんどう・みこと）

※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』（セブン＆アイ出版）、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。