金正男殺害の謎…金正恩「暗殺王朝」血の憎悪!(2)正男氏を担いで海外政権樹立 (2/2ページ)
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週刊アサヒ芸能 2017年 3/2号
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オバマ氏は戦争をやらない政権でしたが、トランプ氏はIS(イスラム国)を倒すと言ったり、北朝鮮にも強気です」(前出・近藤氏)
実際、トランプ政権の国防長官で「マッド・ドッグ」の異名を持つマティス氏が訪韓し、2月3日に北朝鮮に対しこう警告している。
「米国もしくはその同盟国へのあらゆる攻撃は、打倒されるだろう。核兵器の使用は、効力ある圧倒的な報復にあうだろう」
北朝鮮の核武装化を是が非でも止めたいのは、アメリカだけではなかった。防衛省の関係者が解説する。
「それは中国です。13年12月に、中国にとって北朝鮮側の窓口である叔父の張成沢(チャンソンテク)を金正恩が処刑した。以来、中国と北朝鮮は以前ほどの蜜月ではない。中国のコントロールが効かない金正恩が、核ミサイルを中国に向けて脅迫してくるリスクは常にあり、これを中国は嫌がっている」
北朝鮮への交渉手段を持たないアメリカは、2月9日の米中電話会談を前に、中国側に「北朝鮮の核開発と、関連するミサイル開発停止」を強く要請していた。そして中国も北朝鮮に強く警告していたという。ところが2月12日、日米首脳会談にあてつけるように、北朝鮮は弾道ミサイルの発射実験を強行したのである。
「中国は完全にメンツを潰された。このことが引き金となり、『金正恩は交渉相手には不適格』と判断された。そこで浮上するのが、海外にいる正男氏を担いだ亡命政権樹立計画。金正日の長男にして、金日成の寵愛を受けた正男氏が政権を樹立すれば、スムーズに金正恩体制を崩壊させることができる」(前出・防衛省関係者)
実は正男氏を担ごうとしていた大国は、中国だけではなかった。