24歳内山靖崇、チャレンジャー初優勝で世界ランキング200位内へジャンプアップ [島津京都チャレンジャー] (1/2ページ)
島津アリーナ京都(京都府立体育館)で開催されたATP公認大会「第53回 島津全日本室内テニス選手権大会(京都チャレンジャー)」(本戦2月20~26日/賞金総額男子5万ドル/室内カーペットコート)は最終日、男子シングルス決勝が行われた。チャレンジャー大会では約1年半ぶりに決勝に進出した内山靖崇(北日本物産)が第6シードのブラズ・カブチッチ(スロベニア)に6-3 6-4で勝利。チャレンジャーで初タイトルを獲得した。
◇ ◇ ◇初めてチャレンジャー大会の本戦に出場したのが2010年の11月。内山が17歳のときだった。それから73大会目……予選で敗れたものも含めればさらに10大会以上増えるが、今年25歳になる内山がついにチャレンジャーのタイトルを一つ掴み取った。
振り返れば、決して上々のコンディションで迎えた大会ではなかった。今月初めのデビスカップのあとインフルエンザにかかって寝込み、1週間もの間、練習どころではなかった。
「体力も落ちたし、体調もテニスも、気分的にもかなりダウンしました」
しかしデ杯以来、2週間ぶりの試合でいいスタートが切れたのは、昨年後半、夏から秋にかけて2ヵ月半の間に3度チャレンジャーのベスト4に進むなど、つないできた実績と自信の証だろう。
過去1勝1敗のカブチッチとの決勝戦。「壁のように返してくる選手」という印象通りのしぶとさを随所に見せた29歳に対し、第1セットは第7ゲームで初めてブレークに成功し、流れを引き寄せた。結局、2-3から第2セットの第1ゲームまで5ゲームを連取。第2ゲームもダブルでブレークポイントを握っていたが、それを生かせなかった後悔を多少引きずっての第5ゲーム、ダブルフーォルトで始まって0-40というこの試合最大のピンチを迎えた。
フォアハンドのドロップショット、そしてエースで30-40としたあとのポイントが今日一番の見せ場だった。両者の執念がぶつかり合うような強打の応酬の中、ネットに出た内山はボレーでしのぎながら最後はスマッシュ。これでデュースに戻し、エースでアドバンテージ。ふたたびデュースに戻されるが、そこから2ポイントを連取した。