豊洲問題で会見する石原慎太郎元都知事のおぞましい暴言の数々 (2/2ページ)

まいじつ

2000年4月に、陸上自衛隊練馬駐屯地創隊記念式典では次のように述べた。

「東京では不法入国した多くの三国人、外国人が非常に凶悪な犯罪を繰り返している。すごく大きな災害が起きたときには大きな騒動、事件すら想定される」

もともと“三国人”という言葉は、戦後に自国にも相手国(敵国)にも属さない中立国の国民の意味で使われていた言葉で、日本の植民地支配下に置かれていた地域の出身者に対して、他の外国人と区別する目的で使われた。しかし、いつからか、朝鮮人と台湾人の代替語として使われるようになり、次第に差別的なニュアンスを伴うようになっていった。多くの人が聞きなれない言葉をわざわざ使い、しかも、そうした外国人が震災か何かのときに暴動を起こしかねないと発言したわけだ。

石原氏には抗議や非難が殺到し、記者会見で「外国人の皆さんの心を傷つけるつもりはないので、今後は、その言葉を一切使わぬようにいたします」と遺憾の意を表明した。

こうした石原氏の失言や暴言は“石原節”と呼ばれ、エンターテインメントとして消化されてきた部分もあるが、もはや、そんな時代は完全に終焉している。

3月3日の記者会見に注目だ。

「豊洲問題で会見する石原慎太郎元都知事のおぞましい暴言の数々」のページです。デイリーニュースオンラインは、政治石原慎太郎東京都社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る