【プロ野球】「野球の音」がよく聞こえる! この時期だけの選手に会える! 春の風物詩・オープン戦を見にいこう (1/2ページ)

プロ野球は侍JAPANの話題で持ちきりだが、オープン戦はすでに始まっている。この時期は、今シーズンの戦力を事前に見定める最後のチャンス。それだけにシーズン中は見られないものがたくさんあるオープン戦は、ある意味、開幕前の風物詩ともいえる。
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■「野球の音」を聞きにオープン戦に行ってみよう!
筆者は毎年、神宮球場で行われるオープン戦に通っている。プロ野球が待ちきれずに足が向いてしまうのはもちろんだが、オープン戦ならではの楽しみがあるからだ。
オープン戦の多くは平日の昼間に開催される。天気がよくて、風がなければ、気持ちよく観戦できる。また平日の昼間とあって、ナイトゲームや休日に比べ、観客が圧倒的に少なく、スタンドには空席が目立つ。
それだけに、好きなポジションを吟味しながら観戦することができるのだ。神宮球場の場合は内野席全域が自由席となっており、移動も自由だ。
そして、特に野球オタクにお勧めしたい点は、「野球の音」がよく聞こえること。シーズン中の球場は応援団の鳴り物、観衆のざわめきなどで静寂とは無縁の空間となる。しかし、オープン戦では、真芯でボールをとらえたバットの音、キャッチャーミットに投球が吸い込まれたときの快音。選手間の声掛け。こういった「スケルトンのプロ野球の音」を聞くことができるのだ。