堂本光一と滝沢秀明が明かす唯一無二の演出家・ジャニー喜多川の魅力

デイリーニュースオンライン

Photo by Georgie Pauwels
Photo by Georgie Pauwels

 帝国劇場にて上演中の舞台『Endless SHOCK』の座長を務めるKinKi Kids堂本光一が、2月26日に放送された『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)にゲスト出演した。同番組は、関ジャニ∞がレギュラー出演する音楽番組で、毎回テーマに沿ったゲストが登場し、音楽にまつわるトークをくり広げている。

 今回は「ジャニーズ舞台の裏側に迫る」というテーマだったが、光一と関ジャニ∞メンバーは次第に“演出家としてのジャニー喜多川社長”について熱く語り始める。

 初演から2004年までジャニー社長が総合演出を続けていた『SHOCK』シリーズだが、05年からは光一自身が脚本・構成・演出に携わり、パフォーマンスを一新。光一いわく、ジャニー社長は「言葉がわからなくても、見て『スゴイね』って思うものが大好き」だそうで、舞台演出にもそれが現れているのだとか。しかし、演じる側は「なにかを伝えたい」という思いが日々湧いてくるようで、光一自らジャニー社長に掛け合い、自身が脚本・演出に携わり、新しい『SHOCK』を作ることの了承を得たそう。

 この時点ではすんなり受け入れてくれたジャニー社長だが、作品を作っていく中で光一とぶつかったこともあったとか。なんでも、『Endless SHOCK』のクライマックス直前、切ない場面で歌い踊る「夜の海」という楽曲を見たジャニー社長が「最後にこんな暗い曲やるの信じられないよ!」と光一に怒ったそう。というのも、ジャニー社長の演出は「悲しいときほど明るい曲をやる」のが基本で、クライマックス直前で暗い楽曲を入れようことが理解できなかったとか。

 また、同じくジャニー社長が作・構成・演出を務める舞台『滝沢演舞城』『滝沢歌舞伎』の座長を務める、タッキー&翼・滝沢秀明からもVTRでコメントが寄せられた。滝沢も、光一と同じく「目で楽しめるエンターテインメントを作る」ようにジャニー社長から助言を得ていたとか。その根底には、「ボクらの仕事はお客さんを選んじゃいけない」という考えがあるそうで、“国境を越えても楽しんでもらえる”ことを、ジャニー社長は大切にしているようだ。

 “演出家としてのジャニー社長”の姿を知ったファンは、「圧倒される演出で、何度でも見たいと思ってしまうのは、ジャニーさんのこだわりがあってこそなんですね」「正直ジャニーさんの作る舞台ってちんぷんかんぷんなことがほとんどだけど、魅せるのがすごく上手いから引き込まれるんだろうなあ」「『ジャニーズ舞台』の話だったはずが、いつしかジャニーさんの話で持ちきり。演出はもちろんすごいけど、1番すごいのはアイドルたちにすごく愛されてることじゃないかな」と、改めて存在の大きさに気づいたようだ。

 ファンの心を掴んで離さない、ジャニー社長が手掛けた舞台の数々。ジャニー社長が作る唯一無二の世界が、長く続くよう願ってやまない。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

【関連記事】

【ジャニーズざわつきニュース】堂本剛軍団と本人が初対面&『タイムボカン』でSMAP解散ネタをイジリまくり

共演者が証言!『ジャニアイ』で堂本光一と再会を果たした岸優太は、「涙をこらえていた」

20年以上前のSMAPとの細かな思い出を懐かしむKinKi Kids、でも「自分らの曲は覚えてない」

「オレのセクシーゾーンが大変なことに……」、西川貴教風のガムテ衣装に苦戦した堂本光一

「堂本光一と滝沢秀明が明かす唯一無二の演出家・ジャニー喜多川の魅力」のページです。デイリーニュースオンラインは、滝沢秀明堂本光一ジャニー喜多川ジャニーズエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る