社会人になると、お金の管理も自分でしなくてはいけません。でも、急にお金についてしっかり知識を付けろと言ってもそれは難しいですよね。就活のときからしっかりお金の知識があれば、企業での働き方もよりイメージしやすくなるはずです。今回は、そんな就活中に知っておきたいお金についての知識について社会人に意見を聞いてみました。

Q.「就活のときから知っておけばよかった」と思うお金についての用語・知識は？

●税金

・いっぱい昇給したと思っても、手取りはそれほど増えなかった（男性／39歳／学校・教育関連）
・そのころは企業に入社することしか頭になく、給料について細かく考えていなかったけど、意外に税金で引かれる額が多いなと思ったから（男性／33歳／その他）
・実際どのくらい負担があるのか知っておくべき（男性／33歳／金融・証券）

●投資

・預金しているだけでは資産が増えないから（男性／33歳／商社・卸）
・投資は大事だから（男性／43歳／小売店）
・株で政治経済に興味が出てくるから（男性／50歳以上／自動車関連）
・会社のことを知らなすぎたから（男性／50歳以上／その他）

●確定申告

・納税についての勉強が難しかった（男性／33歳／金属・鉄鋼・化学）
・医療費についてや、仕事をしながら本を出して特許報酬がもらえたときに必要になったから（男性／50歳以上／電機）

●保険料

・社会人になったら必須だから（男性／32歳／運輸・倉庫）
・生命保険の仕組みなどわからず、勧誘に乗ってしまったから（男性／50歳以上／団体・公共法人・官公庁）
・保険に詳しいとお金の運用もうまくなる（女性／33歳／不動産）
・医療保険でだまされた（女性／42歳／建設・土木）

●その他

・ローン。所有物を持つことは人生で重要だと思うから（男性／34歳／団体・公共法人・官公庁）
・為替相場。円高や円安など、社会経済に影響する為替相場の知識を勉強していれば、面接での受け答えにうまく入れられたのに、と思うから（女性／33歳／食品・飲料）
・ファイナンス基礎。知っておけば読めるものが増える（男性／33歳／食品・飲料）
・企業の決算数字。