時間のあるときだけでも!差が付くシャンプー前の「ヘアケア」
春が近いとはいえ、まだまだ静電気の気になる季節。髪の毛は乾燥すると傷みがちになる。そんなときにおすすめなのが、自宅でできるヘアケアだ。
ヘアケアというと、シャンプー後にリンスをしたり、コンディショナー、トリートメントなど、インバス、アウトバスに限らずアフターケアに頼りがち。でも、シャンプー前のヘアケア次第で、効果が全然違うのをご存じだろうか。
シャンプー前にオイルケアをするだけで毛穴がすっきり開き、汚れも落ちやすくなる。頭皮もやわらかくなり、血行も促進。頭皮の乾燥を予防し、髪にハリとツヤを与えてくれる。
そこで効果的なオイルケアの方法を紹介しよう。
髪と頭皮に潤いをもたらすオイルケア
まずは、髪の毛をやさしくブラッシング。ブラシはできれば動物毛のものを使用すると静電気も起こりにくい。
オイルは、椿油やあんずオイルがおすすめだが、なければオリーブオイルでも可。髪の毛の量によって100~500円玉大ぐらいを手に取り、頭皮全体の皮脂をオイルで溶かすようにマッサージをしよう。
頭頂部や生え際、後頭部などもくまなく行い、血行を促進する。その後、蒸しタオルで巻いて15分ほどおき、シャンプーでオイルを洗い流す。
シャンプーの際は、まずはぬるめのお湯でオイルを軽く洗い流し、そのあとにシャンプーを使って、2回に分けてしっかり洗う。1回目はオイルをおとし、2回目はしっかりと泡立ててシャンプーを。オイルマッサージと同様、指のはらで念入りにマッサージをしながら行うと効果的だ。
そしてすすぎも念入りに。シャンプーが残っていると、頭皮のダメージにもつながるからだ。
最後は、しっかりタオルドライしてからドライヤーをあて、地肌を乾かしてから髪全体を乾かそう。週末など、時間と気持ちに余裕のあるときに、ぜひお試しを。
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kou / PIXTA(ピクスタ)
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