『ザ・マッカランダブルカスク12年』ただでさえロールスロイスなのにW樽でさらに高級化した究極スコッチ (1/3ページ)
上質なウイスキー/スコッチを語る上で決して外せない”シングルモルトのロールスロイス”ことザ・マッカランから、カスク(樽)をダブルに使用した『ザ・マッカランダブルカスク12年』が登場。もうおいしい予感しかしないので、飲んでみる!
■迂闊に炭酸で割ったりするとバチが当たりそうな芳醇な香りにうっとり。ストレートで味わうのがおすすめ
海外ドラマなどでも、センスの良い成功者の飲む酒として性格描写に用いられたりもする”マッカランの12年”。18世紀から英国ハイランド地方で政府登録蒸溜所として君臨、”シングルモルトのロースロイス”の異名をとる高級ウイスキーの決定版だ。
その特徴は自ら蒸留所で製造した樽をシェリー酒業者に無償で貸し出し、戻ってきたそのシェリー樽で熟成するというややこしい手順をわざわざとって生まれたシェリー酒由来の甘みとスパイシーなフルーティーさの共存。
アルコールに弱い日本人体質には少々厳しいが、ストレートで味わいたくなる独特の芳香は、うっとりするほどの良い香り。正直ハイボールなどで飲んではバチが当たりそうなレベルの高級酒だ。
このレベルのウイスキーになると、実はウイスキーが苦手という人の常識を覆す味となる。手頃な価格帯のウイスキーだと、くせとして捉えられがちな野蛮なスモーキー臭、舌にピリッとくる尖ったアルコール感、甘みの少なさなどが全て解消されているからだ。なのでウイスキーが本当に嫌いかどうか判断する前に、”マッカランの12年”は試してみるべき存在なのだ。