『ザ・マッカランダブルカスク12年』ただでさえロールスロイスなのにW樽でさらに高級化した究極スコッチ (2/3ページ)
そして今回登場したのは、そうしたシェリー樽熟成を2種類にすることで、さらに深みと味わいを増したサントリー『ザ・マッカランダブルカスク12年』(700ml・希望小売価格 税抜7,000円・2017年3月7日発売)。カスクとはウイスキーを熟成する樽のこと。ヨーロピアンオークとアメリカンオークの2種類の樽を掛け合わせることで、さらに複雑な味わいを生み出したというわけだ。
■ とろりとした糖蜜のような甘みの奥にスパイシーなフルーツ感を秘めた、複雑なうまさはウイスキーが苦手という人にこそ試してもらいたい

香りはバニラカスタードと一口で言ってしまうのは惜しい複雑なフルーティーさを持つ。そして口当たりはまろやか。安価なウイスキーによくある尖ったアルコール感はストレートで飲んだとしてもほとんどない。ただ舌のところどころでピリッ、ピリッとしたスパイシーなアルコールが感じられる。

そして広がる甘み。まさに芳醇。広がるスパイシーフルーツの味わいは、酔い心地とともにじんわりと体全体にしみていく。ストレートの次におすすめなのはロック。氷で冷やされることでスパイシーさが際立つ、この飲み方も捨て難い。くれぐれも溶けやすい小さい氷やクラッシュアイスなどは使わないこと。

その先はお好み次第でソーダなどで割っても美味しいが、正直オーバースペックでもったいない。チビリチビリと舐めるように味わっても深い味わいが感じられるので、高価なようでいてそうでもないということを書いておこう。