20代に増える「スマホ老眼」 最新調査と4つの疲れ目解消法
スマホ、パソコンの普及により、とても便利な世の中になりましたが。心配なのが目への影響。
近年では若者の間でスマホ長時間使用によって引き起こされる、スマホ
老眼に悩む方も多いと言われています。
今回はスマホ世代に増えている 「スマホ老眼」などの疲れ目に関する最新調査と、自分でできる疲れ目の改善方法などを解説いたします。
最新の疲れ目に関する調査

・1位:パソコン、スマホを利用すること
・2位:老眼の影響
・3位:睡眠不足
・4位:デスクワーク(パソコンを使用しない)
・5位:コンタクトレンズ
※解答者:20代~60代の男女8,625名
疲れ目の症状
・1位:目がしょぼしょぼする
・2位:目が乾く
・3位:目がかすむ
・4位:肩がこる
・5位:目が重く感じる
※解答者:20代~40代の男女10,061名
1日のスマホの使用時間
・1位:1~3時間
・2位:1時間未満
・3位:3~5時間
・4位:5~7時間
・5位:普段使っていない
※解答者:20代~60代の男女643名
どの世代も疲れ目の原因1位は「パソコンやスマホ」
20代から40代の方で 疲れ目の原因を「パソコンやスマホ」と答える割合が最も多く、目の渇きや、かすみに悩むケースが見られました。
その中で、1日平均で1時間以上スマホの画面を見続ける人も多くみられ、全体の2割はスマホを5時間近くも使用している傾向があります。
50代からは疲れ目の原因を老眼と答えるといった割合が増加しておりますが、それでも疲れ目の原因の1位は、どの世代も「パソコンやスマホ」でした。
《参照》
・ スマホ世代に増える 「スマホ老眼」 (株式会社ファンケル) スマホ老眼とは

年齢を重ねることによって、目の調節機能によりピント調節できる範囲が狭くなる状態を老眼と呼びます。
原因として、加齢による水晶体の弾力性が低下、毛様体筋が衰えるなどが挙げられ、一般的には40歳前後から始まるといわれております。
しかし、近年では若者の間でもスマホを近距離で長時間見続けることによって、毛様体筋が凝ってしまい、ピント調節ができなくなるなどの老眼と似た症状が現れる傾向があります。
上記のような症状をいわゆる「スマホ老眼」と呼び、 肩こりや 頭痛なども出てくることがあります。
ブルーライトでさらに目にダメージが
パソコンやスマートフォンなどから発せられる光の中には、紫外線にかなり近い波長を持つブルーライトが含まれております。
ブルーライトを目に浴びることによって、角膜・網膜に大きなダメージを与え、これも視力低下、疲れ目の要因にもなります。
スマホ老眼を自分で改善する4つの方法

ストレッチ
長時間同じ姿勢でスマホを使うのも、目にも体にも大きな負担を与えます。
休憩時には伸びをしたり、肩を回すなどのストレッチを行いましょう。
目を温める
目の疲れの原因に、眼球周辺の血行不良も考えられます。血行は温めることでよくすることができます。
目が疲れたら、適当な温度の蒸しタオルを3分程度目の上に乗せておき、目は閉じておきましょう。
点眼をする
乾燥も目にダメージを与えます。普段から目の乾燥を防ぐようにしてください。
疲れを感じたら目薬を使用し、悪化しないようケアすることが大切で、ビタミンB6、ビタミンB12など、目の組織代謝や毛様体の動きを活発にする成分が入った目薬を選ぶと良いでしょう。
目を閉じる
実は目を閉じるだけで、毛様体筋など目の筋肉が休まる効果があります。また、視覚情報をなくすことができるので脳を休めることもできます。
数十秒~数分程度目を閉じるだけで、目の疲れを大幅に回復させることもありますので、一度試してみてください。
スマホ老眼を予防するスマホの使い方

長時間スマホ見続けない
スマホを何時間も見続けることは避け、時々スマホから目を離したり、目が疲れたら遠くを見るようにしたりすると、ピントが調整できます。
1時間ごとに15分の休憩をとるのが理想です。
目から遠ざけてスマホを使用する
目の前にスマホを置かず、できるだけ手を延ばすなど、スマートフォンを目から遠くに置くことも有効です。
近くと遠くを交互に見るような目の体操もおすすめです。
ディスプレイの明るさを下げる
明るさを下げることで、ブルーライトの発光量も下げることができ、目への刺激はかなり少なくなります。
ブルーライトをカットしてくれるアプリもありますし、保護フィルムを張るというのも効果的です。
目に良い栄養素、食材

ビタミンA
目の粘膜を保護し、網膜の状態を保つ役割を持っています。夜や暗いところでは見にくくなる夜盲症を防ぐ効果や、目の乾燥を防ぐ効果があるとされます。
ビタミンAが欠乏すると、角膜の乾燥を起こします。
■ ビタミンAが含まれる食材
・ブロッコリー
・カボチャ
・ウナギ
・レバー
・小松菜など
ビタミンB6、B12
ビタミンB6には、目の神経の働きを高め、 眼精疲労に対する効果があり、ビタミンB12は、角膜の粘膜を保護、視神経の機能を保つ効果があります。
■ ビタミンB6が含まれる食材
・マグロ
・鶏肉
・牛乳
・卵など
■ ビタミンB12が含まれる食材
・しじみ
・あさり
・イワシ
・サバ
・卵など
DHA
目の網膜の多くを占める脂肪酸で、目の働きに重要な栄養素です。
■ DHAが含まれる食材
・マグロ
・カツオ
・ぶり
・さんま
・アジなどの青魚
アスタキサンチン
毛様体筋の負担をやわらげ、目のピント調整を行いやすくしてくれるため、眼精疲労や疲れ目に効果があるとされています。
■ アスタキサンチンが含まれる食材
・いくら
・エビ
・サケ
・カニ あなたの目は大丈夫?スマホ老眼セルフチェック

□ 毎日連続で1時間以上スマホの画面を見る
□ 近くから遠くに視線を移すと、ピントが合うまでに時間がかかる
□ 新聞や本を遠くに離したほうが見やすい
□ 読書などで小さい文字を見ると目が疲れる
□ 夕方になると、はっきり物が見えなくなる
□ 肩こりに悩まされている
□ 頭痛が起こることがある
□ 目が乾きやすい
□ 吐き気などを感じることがある パソコン、スマホで目に疲れが…目に関するお悩み相談例

質問1:眼の乾燥がひどく、眼薬も効果がありません。
■ 相談者(28歳女性)
目の乾燥がひどいです。パソコンは使用していませんが、スマホは使います。
ドライアイ用の目薬を使うようにしていますがあまり効果がありません。目がカサカサなのがわかります。
なにか、改善方法はありませんか?
■ 医師からの回答
スマホもドライアイの原因となりますので、適度の休みをとるように心がけてください。目を温めたり、可能であれば部屋を加湿するのも、目の疲れをとるのに有効です。
あまりに症状がひどければ、眼科の受診をおすすめします。
質問2:疲れ目には目薬だけでいいですか
■ 相談者(28歳男性)
仕事でパソコンを使う時間が多くなりました。
最近は、パソコンをしていると目がつかれます。目の上を指で押してみたり、スーッとする目薬を差して様子を見ていますが、すぐ疲れが戻ってしまいます。
どうすれば疲れを感じなくなりますか。
■ 医師からの回答
疲れ目を改善させる手軽な方法としては、冷やした濡れタオルや、少し熱めの蒸しタオルを目に当てると血液の循環を促します。血行がよくなれば、眼筋への栄養補給がより活発化して、疲れ目が解消されるわけです。
また、目に直接冷水か温水を浴びせるシャワーも効果的です。温度と水圧が目に程よい刺激を与え、血行を促進して目をリフレッシュさせます。
質問3:コンタクトをつけている時に字が見えづらい
■ 相談者(34歳女性)
ここ最近で老眼が進んだのか、細かい字が見えづらくなったり焦点が合いにくくなりました。
昼間コンタクトレンズをつけている時、新聞や本を読むと見えづらい時があります。
しかし、夜は眼鏡に変えているのですが、普通に字を読むことができます。
何か見え方で違いはあるのでしょうか?また、日中も眼鏡に変えれば見え方も楽になるのでしょうか?
■ 医師からの回答
コンタクトレンズ装用時に見えにくい,かすむなどの症状がある場合、角膜か傷ついているなどの目に問題がある可能性もあります。
コンタクトレンズの装用を中止し(その間は眼鏡になりますが)、眼科に受診されることをおすすめいたします。
編集部から一言

スマホの普及で便利な世の中にはなりましたが、その裏では目への悪影響が心配ですね。
目は非常にデリケートな部位なので、大切にケアしていきましょうね。
(監修:Doctors Me 医師)