山﨑賢人が弱そう?実写版映画『ジョジョ』の特報映像が物議に

デイリーニュースオンライン

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』公式サイトより
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』公式サイトより

 ジョジョファンにとって長い悪夢の途中か。実写映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(以下、ジョジョ)』の特報映像が3月6日に公開された。しかし公開されるや否や各所で炎上し、原作ファンから「この映画は全てがおかしい」「ただのコスプレでは」と多数の非難を受けている。

■低評価が高評価の10倍 原作ファンから酷評の嵐「学園祭レベル」「ただのコスプレ」

 8月4日に全国公開を予定している実写版『ジョジョ』。今年に入って、山﨑賢人(22)扮する東方仗助を筆頭に登場キャラクターのビジュアルが続々と発表された。そして6日には、特報映像が解禁された。

  映像は舞台であるM県S市杜王町の街並みから始まり、仗助が登場。その後、矢や鉄扉、「立入禁止」の看板、一家惨殺犯に関する記事の切り抜き、様々な登場キャラクターの映像が差し込まれている。そして最後に「この町、何かがおかしい」という言葉が表示される。

これで8月の本公開に向けて世間の期待が高まるか……と思いきや、一部メディアがYouTubeへアップした同映像には原作ファンから非難が殺到。「出演者達の黒歴史になる」「仗助(山﨑)が致命的に弱そう」「学園祭レベル」「ただのコスプレ」などと酷評の嵐だ。低評価の件数も、高評価の10倍に達している。

 特報映像をめぐって、ツイッターの公式アカウントも炎上ぎみだ。

 山﨑の女性ファンが「楽しみ」「絶対見に行きます!」と褒め言葉を並べるものの、原作ファンの怒りが優勢。「この映画、全てがおかしい」「ジョジョをよく知ってる人は企画部にいないのかよ!」と怒号が飛び交っている。

「下馬評通り爆死した『テラフォーマーズ』や『進撃の巨人』もそうですが、炎上覚悟でアニメの実写版を公開しようとする動きは、いわゆる金儲けの臭いがする。そういう大人の事情は見抜かれるし、原作ファンの怒りを非常に買いやすい。それに出演させられる役者もかわいそう。『ジョジョ』も8月に炎上する可能性が高いし、チャレンジというよりもはや無謀の域。止める人間はいなかったのかと今でも首をかしげてしまう」(アニメライター)

 新情報を解禁される度に非難を受ける実写版『ジョジョ』。まだ登場していないスタンドの映像でファンの心をつかむか、それとも火に油を注ぐ結果となるのか。今後の情報にも注目だ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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