自動車を牽引できる自転車!? パワーありすぎな電気アシスト自転車 (2/2ページ)

階段ですらも難なく駆け上ってしまうから、もはやこれを「自転車」と表記すべきなのかと悩まずにいられない。
またこのMOARは、折り畳み式である。車に積んで遠出するということもできるが、MOARの場合はむしろ郊外の自然豊かなオフロードで走らせるほうがその性能を活かせるのではないか。道路交通法というものがある日本では、尚更だろう。
■ 案の定、公道では…
ここで、去年10月に警察庁が配信したPDF資料をご紹介したい。これは基準不適合の電気アシスト自転車が市場に出回ったのを受けて作成されたものだ。
これによると、日本でのアシスト自転車の法定パワー比率は人力1に対して原動機が2。時速10kmを越えると原動機のアシストが徐々に減り、時速24km到達で人力のみになるという規定がある。
先述の「御老公の自転車」のCMも、ナレーションで「ペダルを漕ぐ力は半分」と言っている。要するにこの部分は法定限度を示していたのだ。
自動車をも引っ張ってしまうMOARは間違いなくこのパワー比率をオーバーするだろうから、日本では「原動機付自転車」という区切りに該当する。公道での乗車は免許が必要、ということだ。
現状、我々の国ではこうした製品を利用できる場所が限られている。もちろん個人輸入に関しては自由だが、公道走行には法律の尊守が求められる。そうしたことを踏まえた上で、クラウドファンディングの製品をチェックしよう。
【参考・動画】
※ MOAR: Fat Tire, Folding Frame, Electric Bicycle – Indiegogo
※ 警察庁資料