「Q:上野さんのTwitterを見て、私もアルバイトをしたくなりました。紹介してくれませんか?(21歳女性・大学生)」(ラブホの上野さん) (2/4ページ)

恋学

一体何故、今の職場で仕事をされているのでしょうか?

新卒で第一希望の企業に入社して、そのまま働いているという方であれば、もちろん今の職場に不満が全くないということはないでしょうが、自ら選択してその企業をお選びになったことでしょう。

しかし、例えば学歴があまり高くなく選択肢がなかった方、コミュニケーション能力に難があり選択肢がなかった方、1度は望んだ企業に入ったもののどうしても肌に合わず転職を余儀なくされた方、何かしらの事情で選択肢が存在しなかった方、このような方々は決して「自ら望んでその職場を選択した」という感覚ではないことと思います。

選んだのではなく、その時にはすでに「その職場」以外の選択肢が存在しなかった、というのが適切でしょう。

私はラブホテル産業で働いていますのでどうしても風俗産業とは縁が御座います。
その経験から物を語れば、彼女たちの多くは望んで風俗産業に足を踏み入れた訳ではない。原因は様々ですが、何かしらの原因でその産業を選択するしか生きるすべがなかったのです。

誰もが、千代田区か港区あたりの大きなビルで白いシャツを着て働きたいと願っていた。
誰もが、スポットライトの当たるステージで素敵な衣装を着て働きたいと願っていた。
誰もが、オフィス兼自宅としてマンションを借り、時間に縛られず働きたいと願っていた。
誰もが、中間搾取のない現場で、汗を流して働きたいと願っていた。
誰もが、ゆっくりとした時が流れる田舎の市役所で働きたいと願っていた。
誰もが、月に1度は出張で飛行機に乗るような仕事で働きたいと願っていた。
誰もが、自身の思いを届ける作品を作り、それが評価される仕事で働きたいと願っていた。
誰もが、正社員として、明日の食事の不安を覚えることなく働きたいと願っていた。

もちろん実際にこれらの仕事で働いている方を否定したい訳では御座いません。
その仕事はその仕事でたくさんの不満や苦痛があることでしょう。それにその仕事で働いている方が、その役職に就けたのは、それが運なのかコミュニケーション能力なのか学歴なのかは分かりませんが、何かしらの努力と能力によるものだからです。

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