3分で解説!クラウドファンディングウォッチャーに必要な「電波法」の要点 (3/3ページ)

FUTURUS

だが、条件がある。Wi-Fi端末の場合は、

「日本の技術基準に相当する技術基準(国際標準)に適合するものであり、かつ、2.4GHz帯、5.2GHz帯、5.3GHz帯及び5.6GHz帯の周波数の電波を使用する小電力データ通信システムの無線局(Wi-Fi端末及びBluetooth端末)が対象となります。なお、訪日観光客等の入国の日から90日以内に限って利用可能です。(総務省公式サイトより引用)」

ということであり、すなわち無期限に利用できないということだ。ちなみに、無線LANルーターにはそうした条件にかかわらず技適マークがないと使用できない。

このような規制があるからこそ、海外のクラウドファンディングで紹介されている製品を「絶対に手に入れよう!」とは書けないのである。たまに「この製品が日本の市場に登場することを期待しよう」と書くかもしれないが、それは開発者が日本で技適マークを取得することを見越してのことだ。そうしなければ、我が国での市場投入はまず不可能である。

以上、クラウドファンディングと電波法についての絡みを説明したが、『Indiegogo』も『Kickstarter』も基本的には「自己責任」の世界だ。ユーザーには一定以上の予備知識が求められ、それに従い行動した結果も自身の采配によるもの。

そうしたことを踏まえた上で、今後もクラウドファンディングの世界を観察していこう。

【参考】

※ 海外から持ち込まれる携帯電話端末・BWA端末、Wi-Fi端末等の利用 – 総務省

「3分で解説!クラウドファンディングウォッチャーに必要な「電波法」の要点」のページです。デイリーニュースオンラインは、ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る