嘘だらけでも後味の良さ?草なぎ剛の『嘘の戦争』が有終の2桁キープ

デイリーニュースオンライン

フジテレビ「嘘の戦争」公式サイトより
フジテレビ「嘘の戦争」公式サイトより

 草なぎ剛(42)主演、Sexy Zone菊池風磨が出演していたドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系)が、3月14日に最終回を迎えた。第1話から平均視聴率は2ケタ台をキープしており、最終回も11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。全話通して2ケタの視聴率をキープし、視聴率低迷が叫ばれて久しいフジテレビにとって、久しぶりに明るいニュースとなったようだ。

 同作は、幼いころに家族を殺害された一ノ瀬浩一(草なぎ)が、30年の時を経て“天才詐欺師”となり、事件に関わった人物に復讐を仕掛けていくというストーリー。菊池は“詐欺師見習い”として一ノ瀬の復讐の手助けをする、八尋カズキを演じていた。

 最終話では、復讐の最終目的であり、30年前に起こった一ノ瀬の家族殺害に関わった人物・二科興三(市村正親)に、自身の罪をすべて謝罪するよう求める。興三と次男の隆(藤木直人)は、八尋によってある場所に案内される。そこで待っていたのは、一ノ瀬と1台のカメラ。興三が謝罪する様子を、ネットで生中継するというのだ。さらに、一ノ瀬は興三の長女・楓(山本美月)を小屋に閉じ込めて人質にとり、謝罪しない場合は小屋を爆破する、と興三を脅すのだった。

 それを受け、興三はようやく30年前に起こった事件の真相をカメラの前で語り始める。「本当に申し訳ないことをしたと思っている」と頭を下げた興三だが、自身の罪だけは頑なに認めず、「もう十分だろう」と開き直りの態度すら見せる始末。激昂した一ノ瀬は、ついに楓がいる小屋を爆破。燃え上がる小屋を見て泣き崩れる興三に向かって、一ノ瀬は「あんたはオレに同じことをしたんだ」と言い放つのだった……。

 興三の家族を奪ったことで一ノ瀬の復讐がようやく終わったわけだが、実はこのあとに二転三転する展開が待ち受けている。『嘘の戦争』というタイトルに違わぬ“嘘”の連続で、最後まで視聴者をハラハラドキドキさせていた。放送が終わるとネット上には、「嘘だらけだけど、後味のいい終わり方というか。つよぽんの演技は、最後まで迫力あって引き込まれた。最高におもしろかった!」「こんなにドキドキして、スカッとして、騙されたドラマは初めて。大好きなドラマのひとつになりました」「ここまで完成度の高いドラマは久々に見た……! 草なぎくんも風磨もいい演技してたなあ~お疲れ様でした!」と絶賛の声があふれていた。

 『嘘の戦争』は、草なぎ主演で2015年に放送されたドラマ『銭の戦争』(同)に続く“復讐シリーズ”の第2弾として制作されているため、ファンからは「“復讐シリーズ”第3弾も待ってます!」と、早速次回作へ期待の声が上がっている。好評を受け、草なぎが再び“復讐の鬼”と化すことはあるのだろうか……?

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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