アイドルやめすぎ問題:ロマン優光連載79 (1/3ページ)

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アイドルやめすぎ問題:ロマン優光連載79

ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第79回 アイドルやめすぎ問題

「なんか、最近アイドルめちゃくちゃ辞めてないですか? あれ、なんででしょう?」と編集氏。確かに、アイドルの引退、卒業、解散をTwitter上でアーカイブ化していたgoodbye, idolアカウントがフォローしきれないくらい、辞めるアイドルは増えているような気はします。なぜ、このように辞めていくアイドルが増えたのでしょうか?
 まず、アイドルの総数が増えすぎたということが考えられます。総数が増えたのだから必然的に辞めるアイドルの数も増えます。ただ、全体数が増えたので相対的に辞めていく人の人数も増えたという単純な話だけだったら話は簡単ですが、そういう話だけでもないのです。
 例えば、ライブアイドルと呼ばれるような小規模なライブ中心の活動をしているシーン。2010年以降、アイドルブームを受けて新規参入してくる運営が後をたたず、てっとりばやくグループを作りたい運営の手によって、本来だったらアイドルに絶対なれないような資質の子、地底アイドルですら無理じゃないかというような資質の子がアイドルとしてデビューできてしまうような状況です。アイドルに必要な資質といっても、人によって色々な考え方はあるでしょう。それでも、誰がどう見ても資質を持っていない子がアイドルを名乗って活動していることも珍しくはないのです。そういう子はたいてい人気がでないのでつらくなって辞めてしまうし、人気があっても性格面で不向きな子も結局続かないわけで辞めてしまいます。向いてないのは誰が見ても確かなのに、不屈の精神だけはある子もいて、延々とやり続けたりして、これはこれで大変なことなのですが、違う話なので、ここではおいときます。
 人気といいますが、都内のマイナーなアイドルシーンに関してはアイドルの数に比べてオタクの数が不足しています。アイドルは増え続けるのに、オタクの総数は増えないので、結局どこのグループもファンの数が伸び悩みます。3、4年前だったら、かなりの数のオタクが付いていただろう良グループでも、動員がないことも珍しくありません。以前の状況なら3年持ったようなグループが2年ぐらいで解散を迎えてしまう、そんな感じです。

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