錦織は18位ソックのスピン攻略できず、悔い残るベスト8 [BNPパリバ・オープン] (1/2ページ)
アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されている「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/本戦3月9~19日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の本戦9日目、男子シングルスはドローのボトムハーフの準々決勝が行われた。
マスターズ初優勝を狙う第4シードの錦織圭(日清食品)は第17シードのジャック・ソック(アメリカ)に足をすくわれ、3-6 6-2 2-6で敗退。なお、先に行われる予定だった第9シードのロジャー・フェデラー(スイス)と第15シードのニック・キリオス(オーストラリア)の試合は、キリオスが食あたりによる体調不良で棄権した。
◇ ◇ ◇トップ2シード、アンディ・マレー(イギリス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)がすでに敗退し、錦織のチャンスは絶対に膨らんでいた。
準決勝進出を先に決めていたフェデラーはもちろん強敵だが、5セットマッチより3セットマッチのほうが勝機は高まるし、そこを抜ければもう一方のドローのトップハーフはこれまでマスターズのベスト16が最高だった25歳、第21シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)か、まだ本調子とはいえない第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)の勝者である。
いける。そんなときほど危ないというのが最近の傾向だが、それをまた打ち破れない結果となった。
第6シードのマリン・チリッチ(クロアチア)が最上位シードの(ドローの)山から勝ち上がってきたのは、3回戦で第12シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を破るなど、すべてフルセットをものにした世界ランク18位のソック。
錦織の3つ下の24歳は、バセック・ポスピショル(カナダ)とのダブルスで一昨年のウィンブルドンを制したときはまだシングルスは70位台だったが、今年すでにシングルスで2つのツアー・タイトルを獲得している。
急成長のソックのスピンを警戒していた錦織だが、立ち上がりのゲームでさっそくダブル・ブレークポイントのチャンスを得る。しかしサービスウィナーとフォアハンドのアンフォーストエラーでデュースにされ、結局ブレークは叶わなかった。