「仕事を2年も休めない」働く女性の産まない決断は認められるのか? (1/3ページ)
今回紹介するビッチちゃんは、ちょっと特殊な仕事をしている女性。フリーランス、ではあるのですが、その中でもさらに特殊な職業。
具体的にはミュージシャンなのですが、夜クラブでDJをしたり、歌を歌ったり……。そんなことをなりわいとしている女性です。
学生時代からブラック系の音楽を好きになり始め、毎日のようにクラブに通う日々。次第にお客さんではなくステージに立ちたいと思うようになり、20代半ばの頃には、その世界ではかなり名のある方になっていました。
未だに毎週末はどこかのクラブでDJをしたり、たまに東京以外の地方に呼ばれてゲストとして出演したりと、第一線で活躍しています。
とは言え、昨今クラブに対する規制が厳しくなり、イベント自体の数が減ってきているなどの理由から、その仕事だけで生活できているというわけではないようです。クラブは深夜から営業開始となるので、日中に別の仕事をしたりもしているとのこと。
◆仕事を選ぶか、子どもを選ぶかビッチちゃん「正直、普通の仕事をしている人とはいろんなところがズレてると思う。スーツを着る機会もないし、会社行ってる人たちよりも全然ラフ。恋愛も、会社員とは付き合ったことないかも。同じようにクラブでDJやったり、ダンサーしたりしてる男の子が多い」
田口「なるほど、それが職場恋愛みたいなものですもんね」
ビッチちゃん「そうそう。逆に、そこにいる男の子って『いいイベント作ろう』みたいな同じ思いを持ってる大事な仲間だから、誰とも簡単にヤっちゃうなんてのはない。もちろん誰ともヤラない!ってのもないし、仲間になって惹かれていけば付き合うんだけど。環境が会社とか学校じゃないだけで、恋愛の始まりや中身は結構一緒なんじゃないかな。
『クラブにいる人=ビッチ、遊び人』とか思われがちだけど、全然そういうことはないよ。よく軽そうって誤解されることはあるけど。最初からナンパされる目的で来てる若い女の子がそうだから、そう見えるかもしれないだけだと思う」
田口「夜に出歩いたりするのって、体力的につらくないですか?」
ビッチちゃん「夜起きてるのはつらくないよ。ただ、寝れずに次の日の朝から予定が入ってたりするのはキツイ。