「ポスト安倍」最後に笑う“首相の盟友” (4/6ページ)

日刊大衆



「2000年代に入ってからの自民党は、森-小泉-安倍(第1次)-福田と、8年の長きにわたって、以前は非主流派だった清和会(岸信介元首相の流れを汲む派閥。現在は細田派)に支配されてきました。宏池会結成60周年となる今年、旧宏池会の流れを汲む3派をもう一度大同団結させ、清和会と拮抗する勢力を築こうとしているんです」(全国紙政治部記者)

 清和会は小泉純一郎元首相によって隆盛を極め、現在でも所属議員99人を誇る。

 一方、結成時こそ15人の弱小派閥だった麻生派は、安倍政権下での麻生氏の権勢を反映し、みるみる膨張している。「最近では、金銭授受疑惑で大臣の職を辞したものの、自身と同じく安倍首相の盟友である甘利明前経済財政担当相ら5人を入会させました。結果、細田派(99人)、額賀派(55人)、岸田派(46人)に次ぐ党内第4派閥(45人)に躍り出たんです」(前同)

 さらに、麻生派の勢力拡大は止まらない。「今後、党副総裁である高村正彦氏を擁する山東派(旧大島派= 11人)や、ボスが自転車事故で不在になっている旧宏池会系の谷垣グループ(有隣会= 17人)を吸収合併する予定。これで、麻生派は党内第2派閥へと躍進します」(同)

 そこで、いよいよ本家・宏池会との合流の時がやって来るというわけだ。「そうなれば、清和会をも一気に抜き去り、100人超の巨大派閥が完成。党内で麻生氏にかなうものは、誰もいなくなるでしょう」(前出の永田町事情通)

 実際、他派閥には、この動きに対抗する力はない。「かつて自民党を牛耳った額賀派(平成研究会=旧経世会)は世代交代に失敗し、二階派も、ボスの二階俊博氏が高齢と幹事長の激務のため、お疲れ気味。甘利氏や平沢勝栄氏らが抜けた石原派はもはや死に体で、二階派への合流も囁かれます。“ポスト安倍”を目指す石破茂氏の石破派も、ボス同様“安倍一強”にのまれて、いまいち存在感が出ず、伸び悩んでいます」(前同)

 しかし、安倍首相に弓を引く考えがないのなら、なぜ、ここまであからさまに勢力を伸張させるのか? 「麻生氏は旧経世会が大嫌いですからね。
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