あがり症ならなおさら? 面接で「緊張しています」と素直に言うメリット&デメリット

就活スタイル

就活で何度経験しても慣れないのが、面接かもしれませんね。平常心を保とうと思いつつ、どうしても緊張してしまうものではないでしょうか。ではそんな風に面接で緊張してしまった場合は、素直に「今とても緊張していて……」と明かすのか、あくまでも平静を装うのか、いったいどちらがいいのでしょう。今回は実際に就活を経験したあがり症な社会人のみなさんに、面接でどのように対応していたか聞いてみました。

Q.面接であがってしまったとき、素直に「緊張しています」と言ったことはありますか?

・はい……60.8%
・いいえ……39.3%

6割の人が素直に緊張していることを伝えると回答しました。それぞれの理由をくわしく見ていきましょう。

<「緊張しています」と言ったことがある>

■正直に言ったほうがいい

・顔や言葉に出てしまうし、ごまかしても仕方ないので正直に言った(男性/35歳/食品・飲料)
・正直に言ったほうが伝わるから(女性/27歳/学校・教育関連)
・正直に言いたいから(男性/33歳/建設・土木)
・正直に言ったほうがいいと思う(男性/30歳/医療・福祉)

緊張しているのを隠すよりも正直に言ったほうが、逆に相手に好印象を与えられることもありそうです。こちらの緊張が面接官に伝わると、意地悪な質問も減るかもしれませんね。

■気が楽になる

・そのほうが変に構えなくて楽に思えるようになったから(女性/28歳/商社・卸)
・そのほうが楽だと思うから(男性/25歳/運輸・倉庫)
・言ったほうが楽になる。少しだけど(女性/39歳/その他)
・気が楽になるから(女性/28歳/医療・福祉)

下手に嘘をつくよりは、素直に緊張していると伝えることで気持ちも楽になるようです。自分の現状を把握することで、面接もスムーズに進むこともあるのではないでしょうか。

<「緊張しています」と言ったことはない>

■緊張しすぎて

・緊張していることがわからないくらい、緊張している(男性/39歳/機械・精密機器)
・本当に緊張していると、それさえ言えない(女性/24歳/小売店)
・そんな冷静に対応できないから(男性/34歳/運輸・倉庫)
・「緊張しています」という言葉すら出てこない(女性/33歳/ソフトウェア)

あまりにも緊張しすぎてしまうと、逆に緊張していることすら自分でわからないことも。リラックスしたくても、ここまでくると難しそうですね。

■メリットにならない

・言ってもしょうがないから(女性/28歳/その他)
・言ってしまうと減点されると思ったから(男性/28歳/その他)
・言うと更に混乱するから(男性/26歳/小売店)
・誰だって緊張はするのだからわざわざ言う必要はない(男性/23歳/食品・飲料)

緊張していることを面接官に伝えたところで、特にメリットに感じないという人もいるようです。マイナス評価につながってしまうかもと考えると、言いづらい部分もありますよね。

素直に緊張していることを伝えたほうがいいのか、それとも言わないほうがいいのかは、そのときの面接官によって変わってくるものかもしれません。相手がなにを望んでいるのか、いち早く読み取ることが大切になってくるのではないでしょうか。

文・ファナティック

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年1月24日~2017年2月2日
調査人数:社会人男女229人(男性120人、女性96人)

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