【平成ノスタルジー図鑑】コロちゃんのコロッケ屋!/700店展開も本部破産で激減 (1/2ページ)

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コロちゃんのコロッケ屋の看板(筆者撮影)
コロちゃんのコロッケ屋の看板(筆者撮影)

「昭和ノスタルジー」があるなら、「平成ノスタルジー」もきっと来る。というわけで、将来この時代の象徴として語られるであろうアイテム、文化、人物などを、平成も終わらぬうちから紹介するのが、この「平成ノスタルジー図鑑」である。

【コロちゃんのコロッケ屋!】

平成8年(1996年)に創業し、翌年からフランチャイズ(FC)展開を始めた「コロちゃんのコロッケ屋!」。スーパーマーケット店頭のプレハブ小屋などで、揚げたてのコロッケを1個50円前後で提供するスタイルで人気を呼んだ。

コロちゃんのコロッケ屋の看板(筆者撮影)

ピーク時は約700店を擁し、海外進出も果たしたが、平成19年(2007年)にFC本部が自己破産を申請すると、続々とFC加盟店は閉店。しかし、10年経った今なお、当時のままの屋号で営業している店舗がある。

補足:現存する店舗へ行ってみた 駅舎にテナントとして入っている高根公団店 駅舎にテナントとして入っている高根公団店

平成ノスタルジー学会員は平成28年(2016年)8月、現存する「コロちゃんのコロッケ屋!」のひとつ、高根公団店(千葉県船橋市)を訪れた。看板には、笑顔でコロッケにかぶりつく、見なれたマスコットキャラがあしらわれている。

さっそくコロッケ(68円)を食べてみると、サクサクの衣と、ホクホクのジャガイモ。そして油分が、ほどよく調和していた。

コロッケはサクサク&ホクホクだった コロッケはサクサク&ホクホクだった

いまも当時の名前で営業している店舗は、全国各地にあるようだ。ネット上で調べたところ、平成28年のみに絞っても、愛知県岡崎市や豊田市、千葉県八街市などで目撃情報が出ている。

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