せっかちで短気な人は老けやすい!? 寿命と性格の関係性とは (1/5ページ)
ことわざの中に「短気は損気」といったものがあります。これは短気を起こすことは結局自分が損をするといった意味が込められております。
実は、実際に短気であったりせっかちな性格が寿命を短くする、といった研究が海外で行われていたそうですが、本当なのでしょうか。
今回はせっかちな性格と寿命の関係、せっかちに関連する性格の分類、せっかちな性格の改善法などを医師に解説していただきました。
シンガポールで行われたせっかちに関する研究

現代は高齢化社会であり、エイジング(加齢・老化による変化)についての関心が高まっており、細胞レベルでの老化を示すマーカーとして、白血球に含まれるテロメアという構造の長さが注目されています。
テロメアとは?
テロメアは染色体(遺伝子の固まり)の末端にある領域で、細胞分裂を繰り返すたびにテロメアが削られていき、一定の長さを切るとそれ以上細胞分裂ができなくなり死に向かうので、テロメアが長いことは細胞が若々しいことを意味するのです。
研究概要
2016年にシンガポールの研究者から発表された研究において、中国人大学生1,000人を対象に、短気さの程度について「未来の大きな報酬のために、直近の小さな報酬を我慢できるか」という検査で計測しました。
例えば、「あなたに100ドルあげます。でも来月まで待てば101ドルあげます。今欲しいですか、それとも来月まで待ちますか?」「110ドルならどうですか?」「120ドルなら待てますか?」という質問をします。
101ドルで来月まで待てる人は気長で、150ドル貰わないと来月まで待てない人は短気だということです。
研究結果
結果、実際には同じ年齢であっても、短気でせっかちな人のほうがテロメアの長さが短い傾向があり、特に女性では、「短気な人はテロメアが短い」という傾向が顕著に出ました。