物忘れ外来ってどんなとこ?20代にも増える物忘れの原因と予防法 (3/3ページ)
物忘れの原因

■ 脳の病気
・ 脳血管障害( 脳梗塞や 脳出血)
・ 慢性硬膜下血腫
・ 脳腫瘍
・ 水頭症
・神経変性疾患( パーキンソン病、 クロイツフェルト・ヤコブ病など)
・外傷後の 高次脳機能障害
など
■ 精神の病気
・ うつ病
・ 統合失調症
など
■ 肝臓の病気
肝性脳症など
■ 内分泌の病気
甲状腺疾患など
■ 栄養バランスの乱れ
ビタミン不足など
■ 薬による影響
睡眠薬や精神病の薬など
■ その他の影響
・ 疲労
・寝不足
・ ストレス 物忘れ外来とは

精神科や神経内科、脳外科の医師が担当する専門外来です。認知症や物忘れを来たす病気がないかどうかを検査し、治療を行います。 物忘れ外来の問診例

主訴、現病歴
・いつごろから、どのような症状が現れたか
・本人や周囲がどのように困っているか
・身の回りの生活や仕事はどの程度できているか
既往歴
・今までどのような病気にかかったか
・特に糖尿病や高血圧がないか
・頭のけがや精神的にショックな出来事はあったか
・飲んでいる薬はあるか
家族歴
血のつながった家族に認知症の患者がいたか
生活歴
教育歴、職歴、婚姻歴など 物忘れ外来の検査内容

認知機能検査
長谷川式認知症検査やMMSEといった知能テストのような内容の質問をされます。
血液検査、身体診察
体の病気からくる認知機能低下ではないかを調べるため、血液検査や診察を行います。
画像検査
CT、MRI、SPECTなどで脳の病気がないか調べます。
脳波検査
脳の電気的活動を調べます。 物忘れ外来の治療内容

血液検査や画像検査で治療可能な病気が見つかればそれに応じた治療を行います。
また、認知機能低下に伴い、 不眠、怒りっぽくなる、 イライラするなどの周辺症状が現れることがあるので、薬での治療を行います。
アルツハイマー型認知症の場合、進行を遅らせる効果のある飲み薬があります。
物忘れの予防法

規則正しい生活習慣
栄養バランスのとれた食事に気をつけます。特に青魚に含まれるDHA、EPAや大豆に含まれるレシチン、新鮮な野菜や果物に含まれる抗酸化物質を取るようにするとよいでしょう。
他にも十分な睡眠・休養、適度な運動を心がけることが大切です。
パズルや日記など
新しい趣味を始めたり、手を動かして字を書いたり手芸をしたり、パズルやクイズを解くことで脳を活性化しましょう。
一日の出来事を思い出して日記を書くのもおすすめです。
最後に医師から一言

日常生活や仕事に差し支えるような物忘れがある場合、年齢にかかわらず物忘れ外来を受診しましょう。
(監修:Doctors Me 医師)