問題は山積み…略奪愛を成功させた女子の苦悩とは (2/2ページ)

DOKUJO [独女]

でもそこからが長かったの」

田口「なかなか彼が言い出せない的な?」

ビッチちゃん「それもあったけど、言ってからも。まだ結婚して1、2年くらいだったから両親の反対があったり、そもそも離婚の話を切り出してから奥さんとまともに会話がなくて、話し合いができる状況じゃなかったとかあって。半年くらい待って、ようやく離婚が成立。最近やっと堂々と付き合えるようになったんだよね」

◆一難去ってまた一難……略奪愛のハードルとは

不倫の場合、相手の男性がなかなか離婚に踏み切れなかったり、女性が「都合のいい女」として扱われてしまったりして、中途半端な関係がずるずると続いてしまうことが多いもの。

ですが、今回のビッチちゃんの場合は、彼がしっかりと対応をしてくれたため、略奪愛が成功したようです。彼を信じて1年もの間待つという彼女の態度にも、彼は覚悟を感じたのかもしれませんね。

とは言え、離婚が成立するまでには数ヶ月もかかっていますし、彼に子供がいたら養育費などのお金の問題も発生する可能性が高く、たとえ離婚できたとしても、経済的、精神的な負担も生まれ、とても恋愛どころではなくなってしまうかもしれませんよね。

今回は色々なめぐり合わせがあってうまくいったとは言え、やはり略奪愛はとてもハードルが高いということを改めて考えさせられました。

ちなみに、恋愛はうまくいっている略奪愛ビッチちゃんですが、現在の悩みは、「一人娘が彼になついてくれないこと」。

まだ小学生の娘ですが、何故か彼に対して嫌悪感を露わにするそうです。家に彼が遊びに来ていても無視をしたり、「うざい」などの言葉を彼に投げつけてしまうのだとか。

娘の立場になってみれば、知らない人が頻繁に家に訪れることに対して、無意識に不快感を抱いているのかもしれませんし、自分と母親の関係が壊れてしまうかもという不安があるのかもしれません。

娘さんの複雑な心境を察することはできます。やはりいずれにせよ、略奪愛はかなりエネルギーを使う恋愛だということを感じました……。

文・田口桃子
女性向け動画サイトGIRL’S CHプロデューサー。女性メディアDOKUJOで「となりのビッチちゃん」連載中。性に対して前向きな女性を「ビッチちゃん」と呼び、普段あまり取り上げられない彼女たちのライフスタイルを世に広めることで日本のタブーに挑戦している。「となりのビッチちゃん Vol.1 – 女性向け動画サイトプロデューサーが語る、女子の最新「夜事情」とは?」



(ライター/田口桃子)
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