「Q:ラブホのコンドームはほとんど1種類しかないですよね? シャンプーや入浴剤のように選べないのはなぜですか?(21歳女性・女子大生)」(ラブホの上野さん) (2/4ページ)

恋学

またラブホテル業界の状況を考えると「男性のお客様」へのサービスを重視してもそこまで意味がないということが歴史の中で分かっています。男性のお客様へのサービスは「値段を安くする」以外にはほとんど存在しない、というのがこれまでの統計的な実情であると言えるでしょう。

例えば最近のラブホテルで充実しているサービスを考えると、まずシャンプー、化粧品類をものすごい数、用意するというものが御座いますが、これは完全に女性向けのサービスで御座います。
経費的に考えれば、おそらく実現できるであろう「男性用の電動髭剃り」すらほとんどのホテルが採用しておりません。
来店回数ごとにポイントが溜まり、商品と交換するサービスをご覧ください。そのほとんどが「女性向けの商品」で占められております。ブランドバックを用意するホテルはあっても、釣り道具を用意するホテルは御座いません。

お部屋のデザインにしても「女性が喜ぶようなデザイン」ということをPRポイントにするホテルは無数に存在します。しかし「男性が喜ぶようなデザイン」ということをPRしているホテルを私は1軒も知りません。

端的に言ってしまえば、割に合わないのです。

しかし、これは私たちが「男性のお客様」を軽視しているというわけでは決してないことをご理解いただければと思います。
たとえばコンドームの数を0.01から匂い付きまで様々なものを用意したとしましょう。
すると当然ですが経費的に考えて、お部屋の料金は200円くらい上がります。それを負担するのはいったい誰でしょうか?

そう、つまりコンドームを1種類しか用意しない、ということこそが男性のお客様へのサービスとなっているので御座います。
実社会では女性の方が現実的で御座いますが、ラブホテルにのみ関して言えば、圧倒的に男性の方が実利主義であるのは間違いございません。

【休憩】
休憩は原則として「3時間3,000円」というように非常に分かりやすい料金体系になっております。
そのままの意味で3時間以内にチェックアウトをすれば3,000円ということ。これは分かりやすいことと思います。
しかし、そんな休憩にも3つの難しいポイントが御座います。

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