今そこにある惑星。宇宙を身近に感じられる、月と惑星のプラネットランプ

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今そこにある惑星。宇宙を身近に感じられる、月と惑星のプラネットランプ
今そこにある惑星。宇宙を身近に感じられる、月と惑星のプラネットランプ


 宇宙は身近になったとはいえ、誰もが行くことができる時代はまだちょっと先のことだ。そもそも忙しい日常を消費しているだけの日々は、地球が惑星の1つであり、球体であるということすら実感できない。

 だがこの、天文学者が政策した惑星ランプがあれば、今そこにある宇宙を実感することができるのだ。遠い宇宙に想いを馳せて、必然性を持って生まれてきた自分自身を癒してみようじゃないか。



 イタリアの天体物理学者であるマリア・エレナ(Maria Elena)によってデザインされた惑星ランプは、プラスチック製の球状をベースに、非毒性のアクリル塗料でペイントされたものだ。風化から守るために表面にコーティングされた塗料も安全に考慮されたもので、子供も安心して触ることができる。

 ひとつひとつが手描きで描かれており、どれ一つとして同じものはない。

 こちらは月。月のクレーターやくぼみはできるだけ実物に近づけるため、科学の写真を使用して描画しているという。6層の塗料が重ねられていて、1つの月を作るには約4~6時間かかるそうだ。

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 月は「デリケート(繊細)、と「ヴィヴィット(躍動)」の2パターンがあり、直径25㎝のものと、30cmのもの、2種が販売されている。小さいものは8,667円、大きいものは12,000円。

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  NASAが新たなる月の画像を公開すると、
 そのイメージに合わせて描画も変更するという。

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 くぼみやクレーターがあり、空に浮かぶ本物の月のようだ
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 こちらは制作風景。
 
 8匹の猫と暮らすマリアは動物が好きだ。彼女は動物の慈善団体のための資金を調達する為、このアイデアを思いついたという。なので購入すると、その売り上げの全てが慈善団体へ寄付される。

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 月のほかに、現在、火星、木星、海王星が購入可能だ。
 いずれも直径25cmで価格は13,333円

火星
1

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木星
2

海王星
4

 2年前に始めてから、マリアはこれまでの売り上げすべてを慈善団体に寄付した。これまでは、主に犬と猫の慈善団体に寄付していたが、今後はあらゆる動物の保護活動を行っている慈善団体にも寄付する予定なのだそうだ。

 マリアは自身を、天体物理学者としては合理主義者だという。だが個人として、人々に喜びと癒しを与え、動物たちに無償の愛を与えたいと願っている。

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 これらのランプはEtsyで購入することができる。日本への発送も受け付けている。

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via:These Moon And Planet Lamps Will Make Your Room Look Out Of This World・translated by どくきのこ / edited by parumo
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