高槻市・やよい軒への巡礼の歴史 ついに新聞も取り上げた...3月25日の「やよいちゃんパニック」が拡大するまで (2/2ページ)

Jタウンネット

ここにきて、「やよい軒高槻店」を「聖地」とするツイートが激増する。誕生日前には特に「やよい軒高槻店」と関連付けるツイートが多くなり、ここにきて巡礼先として広く認識されることとなった。文明開化の鐘が鳴ったのだ。

「食べログ」の同店のページに聖地巡礼に訪れた、という口コミが投稿されたのもこのころだ。

また、アニメ版「THE IDOLM@STER」が放送されたのもこの年だ。ゲームとして多くのファンを抱えていたが、ここにきて更にファンの裾野を広げたため、こうしたネタへの言及も増えたと思われる。

ちなみに、ツイッターの日本法人が出来たのもこの年だ。様々な要因が重なった結果の大ブレイクと言えるだろう。

2012年以降 ~ふるさと納税の返礼品にもなりました~

2012年以降は、「やよい軒高槻店=聖地」という認識が爆発的に広まり、関連するツイートの数は追い切れないほどになる。

2014年には閉店説が流れ、一時は戦慄が走るものの、改装工事であるということが判明した。

2015年の3月25日には、「YAYOI」として復活を果たしたお店から、特別なメッセージボードが掲げられ、大きな話題を呼んだ。また、やよい軒の運営会社も、この日の高槻店のことを把握しているという事実も明らかになった。

2016年も同様の盛り上がりを見せたのだが、この年は更なる飛躍があった。

高槻市がふるさと納税の返礼品として「高槻やよい」のグッズを起用したのだ。

グッズを提供したのは、市内にある「駿河屋高槻店」で、店長が厳選したものが返礼品としてラインナップされた。

当時、市の担当者はJタウンネットの取材に対し、

「特にアイドルマスターの高槻やよいちゃんグッズのセットに関しては申し込みが早く、ファンの多さを感じました」

と語っていた。かなり早い段階で「やよいちゃんグッズセット」は品切れになったという。

以上が、SNSにおける「やよいちゃんパニック」の一連の流れだ。来年はどのような広がりを見せるのか楽しみだ。

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