ひと塗り450円!?江戸時代の口紅はめちゃくちゃ高級品…だから節約メイク術もあった (1/2ページ)

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ひと塗り450円!?江戸時代の口紅はめちゃくちゃ高級品…だから節約メイク術もあった

ひと塗り450円!?江戸時代の口紅

現代では、多くの女性が気軽に色々な色を試している「口紅」。女性向けファッション雑誌を見ても、高級なものからリーズナブルなものまで、様々な微妙に異なる色合いの口紅が紹介されていて、そのカラフルさに目を奪われます。


(画像出典:GIRLY DROP)

これだけ色々な色の口紅があれば、誰もが必ずお気に入りを見付けられることでしょう!しかし、江戸時代の口紅は、現代の感覚からは想像もつかないくらいの超高級品でした。

そのお値段は、何とひと塗りで450円!毎日塗っていたら、1ヶ月で1万円を軽く越えます。(※時代毎の物価の変動によって変化はあります)

なぜこんなに口紅が高価だったのかというと、当時の「紅」と言ったら「小町紅」に代表されるような、「紅花」を原料としたものだったからです。紅花の花びらに含有される赤色の色素は、何と全体の1%。この希少な色素のみで作られていたため、「紅」は大変高価だったのです。

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庶民の「節約メイク法」

このような理由から、江戸時代の口紅は現代のように唇全体に塗るものではなく、小さくこじんまりと塗るのが普通でした。

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